犬猫

福はウチ〜!?服もウチ〜!!
皆さんは、豆撒きしましたか?
null
ラーラちゃんは、しましたよ?
コルクのカーペットを喰いちぎっては、投げ、投げ、投げ…ってね。
null
お陰で、新しい年は良い年になりそうだ〜♪
寒い寒いと思ってたけど、春は着実に近づいているようでして。
アレぴょの毛皮に、浮き毛があったので、引っ張ってみると私の大好きな塊抜け毛がボソッ〜と取れた。
こりゃ堪らん。
ブラッシングの始まり〜ィ♪
ブラッシング嫌いで何気なく立ち去ろうとするアレぴょを引き留まらせ、ボアボアもしゃもしゃブアブア取れぇる取れるぅ〜〜〜。
しばらく手を動かしたら、今日の収穫はコレだけ!
猫も呆れて覗きに来たし。
null「もう勘弁して〜」バリケンに逃げ込んだアレぴょ。
犬毛の枕くらいならすぐ作れます。
犬の臭いを嗅ぎながら眠りにつけるという、と〜っても幸せな枕♪
今ならご注文お受けしておりまぁす〜♪
null犬臭いのと猫臭いのと、どっちが好き?

あんまし人が来ないのかな〜こんなに道が無くなっちゃうンだ…ってそれにしてもコレはヒドイな…木は倒れてるし、小川に掛かってる橋は丸太でゴロゴロ揺れるし。
この先、どっちに進めば良いンだ〜?
こりゃ無理だから、諦めよう…と元の道に出てみれば、→の向きが微妙にあっちかな?
進んでみれば、そっちが正解。
とうとう憧れの朝比奈切り通しにやってきた〜!
null
嬉しくって記念撮影。
いつもシャッター押すのは私だから、写ってるのはアレぴょばかり。
null
たまには、アンタが撮ってよね〜?
さっき間違えた野原とは大違いの広い道で、手入れもされてる。
切り通しっていうくらいだから、両側の山をズバッと切ったように削ってあって、やぐららしき穴もある。ど〜やってあんな高いトコに穴掘ったの〜?
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夕陽が影を長く映し始める。
高い木が生えてる森の中は昼でも暗いような所だから、余計に不安になる。空気が冷たい。
足元は湧き水でぬかるんでるから、あんまりキョロキョロしてると転びそう。
せっせと歩き、息を切らしながらもキョロキョロ、忙しい。
古い石仏があちこちにあり、お騒がせしていますと手を合わせる。
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途中、熊野神社→があり、行きかけるがすぐには無さそうなので諦める。
まずは朝比奈制覇が大事。
上りきって下れば、車道に出て、終点のはず。
左上にはいつも車で通る道路があるはずなのに、そんな文明の気配を感じない。
なんだか違う次元に入り込んでしまったような、不思議な道。
こりゃ遭難してもすぐには見つけて貰えそうに無い。
(でも行き交う人はパラパラいるので、そんなことは無いってば)
ようやく高速道路の下をくぐり、人家が見えてきた。
ここが私の折り返し地点だな?
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さっ行こう!と呟くと、アレぴょは先へ進もうとする。
そうじゃなくって、戻るのさ〜。
時間を確認。
大丈夫、この調子なら日のあるうちに向こうに出れる。
帰り道に余裕を持って、熊野神社に行ってみる。
意外に立派な社に、人影は全く無い。
アレぴょが一緒じゃないと、こりゃ一人で来るのはちょっと躊躇するかも。
こんなビビリちゃんでも、見かけはシェパードだから、何かのときは役に立てそう。
吠えろとか、飛び掛れとか、教えておけば良かったかな…。
でもアレぴょが反応を示すのは、森の中の動物の気配ばかり。
神社にお参りして元の道に戻ろうと思ったけど、社の後ろに獣道があるのを見つけ、ちょっと行ってみようかと思っちゃった。
方向としては戻れそうな気がするし。
よし、行ってみよう〜!
息を切らして、ズンズン山の道を進む。
夕陽が空を赤く染め始め、山の道はどんどん向きを逸らし、思う方向とは違ってきたような…。
辺りはすっかり森の中。
高圧線の鉄塔があった。
そこでどっちをみても人家は無い。切り通しの道も見えない。
むむむ……。
ここで判断を間違えると、本当に夜の森で遭難だ。
携帯にGPSって着いてるけど、使い方をまだ知らない。
迷ったときはもと来た道を戻ろう!
「アレッ!戻るゾッ!」
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戻る速度は、今までより更に速い。今こそ燃えろ体脂肪〜!
切り通しの道に戻ると、少し、安心。
懐中電灯でも帰ることは出来そうだから。
でもなるべく明るいうちに町まで戻ろう。勢いよく切り通しを下る。
夜には真っ暗になるであろうこの辺りで、もし夜を明かすとしたら…やぐらの穴に身を寄せるのか!?
きっと鼻を摘まれても解らないくらいの、真の闇。
うぅ〜怖そう。
夕陽がかなり傾いて、森の中はさらに心細くなる。
たまにすれ違う人が、悪い人じゃありませんようにと、わざとらしい笑顔で「こんにちは〜」と元気に挨拶。
アレぴょを、凶暴犬に思われるようにと、心で願いながら。
そして、あっと言う間に出発点に戻って来れた。
安心したら、アレぴょの足とお腹が泥だらけなのに気がつく。
勿論、私も靴から膝まで泥はねがスゴイ。コートの裾まで泥が跳ねてる。
「お水飲んでいいよ、鎌倉の天然水だし〜ぃ♪」
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あれだけ歩き回ったのに、真冬の水遊びで、はしゃぐ元気がまだあるアレぴょ。
若いって、すばらすぃ〜いのね。
バシャバシャしたお陰で澄んだ湧き水が泥水になっちゃったけど、お陰でアレぴょの足元はびしょ濡れながら、綺麗になった。
これから街中歩くンだから、あんまし汚いと恥ずかしいからね〜。
帰り道、お菓子屋さんの工場に寄って、壊れお菓子の袋入りを買う。
試食に貰った一口のお菓子の美味しかったコト!
日はとっぷりと暮れ、懐中電灯と街灯、人家と車のヘッドライトのなんと有難いコト。
良かったあ〜もうちょっとで遭難するところだった。
でもコレ、プチ遭難だよね?
考えてみたら、1時前に家を出て帰り着く6時まで、ほとんど休まず5時間歩き通した。
歩きながら、腿が筋肉痛で痛くなった。こんなことは始めてかも。
無茶だったけど、出来ちゃった、徒歩による朝比奈切り通し往復・完全制覇。
夕飯食べて、地図で確認し、満足する。
両腿には筋肉痛のシップ。でも懲りない私。
ムフフ…今度はどこへ挑戦しよっかなぁ〜。
万歩計が無いから判んないケド、かなりの歩数いったハズ。
アッ、アレぴょは私の倍の歩数だよね?四足歩行だし。
それでも筋肉痛は無いらしく、翌朝も元気に跳ねてるアレぴょんぴょんなのでした。

文に書いたコトで、実際に挑戦してみようという欲が出た私は、またアレぴょとロング散歩、今度はついに朝比奈切り通しに行ってみるコトにした。
豆(豆と書いたら甘納豆を思い浮かべると言うご意見があったので、実際はナッツとチョコのMIXと訂正します)、そのナッツ類を撒きながら道を覚えておこうと思ってた(もったいないから、撒いてない)、あのこないだ見つけた大町の森に、忘れないうちに行ってみなくっちゃ。
アタマの中に地図を叩き込んで、いざ出発〜!
今回のルートは距離が長いから、無駄な回り道をなるべく回避しようと、計画を立てて歩き出す。
すると意外に早く森に着く。
よぉ〜し、ここまで順調。
ルンルン気分で森に入る。森の空気に含まれてる成分、フィトンチッドって言うンだっけ?街中とは空気が違って、冷たくひんやりしてる。
null 
こないだはとっても太い樹ばかりの深〜い森だと思ったけど、それほどでもないっか…。
あれ〜?向こうに屋根が見えるような〜?
なんとすぐに森は畑に繋がり、そこで行き止まり。
残念!
じゃあ、他の道を探すしかないっ。
少し戻り、車がやたらに入っていく道に曲がってみる。
知らない道を探検するの、結構好き。
犬連れだと、そんなに怪しまれないし〜ィ。
また行き止りになっちゃうかな?と思いつつズンズン奥へと行って見ると、昇っていく階段がある。
よし!行けそうだ。
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階段大好きアレぴょは、走るように昇っていく。
そうだ、ドンドン引っ張ってくれると、昇りはターボエンジンで楽になる。
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それにしても、かなりの段数。
時々振り返って高さを確認。随分高くなってきた。
しまった、段数を数えておけば良かったじゃん?
息が荒れるけど、行く先に公園のような樹が見えてきて楽しそうだ♪
やっと昇り切ってみると、そこは小さい公園で、すぐに住宅地が見えている。
ふふ〜ん、これは逗子ハイランドに違いない。思ったとおりだ。
ちょっと右に行ってみる。すると思いがけなく素晴らしい景色のビューポイントがあった。
「ちょっと!アレちゃん見てご覧?富士山見えるよ?ほらあっち〜。」
一人感動して騒いでいるが、アレぴょは富士山より、初めての場所の臭い嗅ぎに忙しい。
そのまま子供なんとか公園?を歩いてみる。
しばらく行くと「展望台→」という表示。
なんとかと煙と私は高いところが大好きだから、迷わず行ってみる。
アレぴょもまた張り切る。
またまた息を切らしながら、昇ってみると、もんのすご〜〜〜く、すんばらし〜〜〜い展望台に到着!
山の頂上の小さなその場所に立つと、360度のパノラマが私の物になった!
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大海原も江ノ島も富士山も後ろの山々も、心ゆくまで眺めてくれぃ状態!
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感動して大騒ぎの私と関係なく、アレぴょは相変わらず臭い嗅ぎに夢中。
ここは、今度おにぎり持参で来なくっちゃ〜。
こんな良いトコ見つけられて、今日はもうコレで充分ってくらい満足しちゃったなぁ。
いや〜来て良かった!
一人でニヤニヤ景色を眺めていたけど、アレぴょが次に行こうと催促する。
ちょっと待って…、あそこに鎌倉霊園が見えるから、朝比奈切り通しってあっちだな〜まだ結構遠いじゃん…。
あっちから来たでしょ?この距離来て、まだあの距離あるンだ…。
大丈夫かな…。
あ〜ぁ、また豆とチョコを持ってくるの、忘れちゃったよ。
展望台の場所を忘れないように覚えながら下りて、また公園を歩き回る。
方向音痴の勘を目いっぱい働かせ、こっち←は古道・報国寺などという誘惑にめげず、明石橋方面へ向かう。
時々時間を気にする。
日が暮れてしまうと、切り通しはきっと真っ暗になる。
ちっこい懐中電灯は持って来たケド、切り通しを往復しなくちゃならないから、注意しないと夜の森で「遭難」だ。
今は3時半、あと一時間〜一時間半で行ってこないと。
距離的にはなんとか行けそうだ。
そうは思いつつも、しょっちゅう道を間違える私…。
朝比奈切り通し→の解釈をまた間違えて、獣道も無いような荒れ果てた野原に入り込んでしまった。
(明日に続く)

南風が海へ来ないか?と誘ってくれたけど、もうこの時間からじゃ遅いし…。
…と考えてる私の脳みそを見透かしたかのように、アレぴょが横で私を見上げてた。
「今日も行っちゃう〜?」
タイラーが白目剥いて爆睡してる間に、ソゥ〜ッと出掛けちゃおう!
ドタバタ喜ぶアレぴょに、シ〜ッ。m(~-~m)〜
可哀相だけど、タイラーには一日一回の散歩で充分なのだ。
今朝だって2時間半も海に居たンだから〜。
朝ごはん、10時になっちゃったンだから〜。
あ、しまった、お昼ご飯食べ損なった〜。
そう思ったら、小腹が減ってきた〜。
どっかでドッグカフェなんちゃらが、出来るかしらン♪
昨日に引き続き、人ごみを避けながら、空いてる道を選んで歩く。
六地蔵から地元民しか通りそうもない道へ。
さらに税務署の方へ抜ける。
なんとなく来ちゃった駅方面。人が多くなってきた。
アレぴょが選んだ銭洗い弁天方向。
でも途中で右に折れて佐助トンネルをくぐり、豪邸を眺めながら歩く。
紀ノ国屋の通りをちょっと歩いて、人だけが通れる踏切を渡る。
マズイ!小町にぶつかるYo。
スクランブル交差点のような混雑の中を突っ切って、若宮大路に。
ど〜しよう、よりによって、一番混んでる所に来ちゃった…。
ま、コレもアレぴょには良い訓練。
まったく、人ごみに動じないアレぴょ。
人間の方が、アレぴょを見て、ワァだのキャァだの動じてる。
こうなりゃ八幡様の境内に突入だぁ。
屋台の誘惑に負けそうになりながら、幼稚園から国大付属小の横を通り、頼朝さまのお墓に行く。
(鎌倉に住まわせて貰っております、maririnです。どうぞよろしく〜♪)
「より…より……、なんとかの…。」
まぁ、「よりあさ」って読むかとドキドキ期待しちゃったじゃん、側に居たカップルさん。
頼朝さまにお参りして、岐れ道から大御堂橋へ。
そしてリベンジ、Shaka-Doへ。
釈迦堂口切り通しは、現在崩落の危険の為、通行禁止になっております。
通行しちゃいけません。
入っちゃいけませんょ?
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突然、大町にワープした私たち、ウロウロして歩いていたら、対向車が、プップップ。
私に合図してる知らない車。誰だぁ〜?
窓から笑顔で声掛けてくれたのは、ピラティスの先生でした。
スゴイ偶然!
犬が大好きな先生は、車を止めて降りてきて、アレぴょに触ったとたんムツゴロウさんに変身。
「ヲ〜シャ、ヲシャ、ヲシャ、ヲシャ…、イエィイエィ…。」
意味不明ながら、大きな先生の長い腕に、笑顔で身を預けるアレぴょ。
しばし道端にしゃがみこんでの、犬談義。
側を通るワンコ連れさんにも呆れられながら。
「お腹空いた…。」
つい呟いたら、先生は、車から豆とチョコの入ったお菓子の小袋をくれた。
「この辺りって携帯が圏外なのょ〜遭難したらこのお菓子で生き延びてね。」
命を繋ぐ一袋をゲットし、私たちはまた元気に歩き始めた。
黄金やぐらってなんだろ〜?見てみよう。
でもそれらしいやぐらは見つけられず、その代わりに素晴らしく魅力的な森を見つけてしまった。
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少し入ってみると、それは素敵な深い森。
木は大きく、奥へと誘ってくれる。
う〜ん、どこに行っちゃうの?この森は。
きっと逗子ハイランド方面な気がする。
今からだと暗くなっちゃいそうで、これ以上の深入りは、ちとマズイ。
惜しいけど、再チャレンジに来ようね。
ここにまた来られるのかな?
帰る道を時々振り返りながら、チルチルミチルは豆を印に置いてこようかと。
覚えていられるかなぁ〜。
でもね、私のホントの憧れは、朝比奈切り通しを歩いてみること。
ちょっと遠くて、全行程を歩きだとかなりの距離なンだよね。
かと言って、アレぴょはバスに乗れないし。
車でどっかまで行って、駐車しとく?それもなんだか中途半端。
朝から一日がかりのつもりで、お弁当持って遠足っかな〜。
その時には、この秘密の森を通って行くンだぁ〜。
遭難した時の為には、豆とチョコを忘れずに。
楽しい目標がまた出来ちゃったのでした。((○(^▽^)○))

穏やかな良いお天気のサンレンキュ〜。
一日目。
ぐうたら…と、テレビ&ソファで過ごす。
もったいないけど、それも贅沢で幸せな時間。
二日目。
体と犬を動かさなくちゃ。
近頃、右前足が痛くてぴょこたん歩きの爺さまタイラーと、今がゼッコウチョ〜の体力持て余しアレぴょのバランスが取れず。
二匹一緒だと、爺さまに合わせてのんびりするばかりのゆったり散歩だから、アレぴょは暴れたくてウズウズ。
朝の散歩で、二匹連れてのんびりと材木座まで富士山を拝みに行く。
すごく綺麗!
まるで絵葉書のように見事な雪化粧の富士山に、感動してしばらく見入ってしまう。
午前中、道が混まないうちに、車で葉山まで食料の買出しに出掛ける。
逗子の海岸線道路でいつもより長い信号待ち。もう混み始めた。
でも富士山が見えて、また感動〜!写メじゃ解りにくいケドね。
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ウチに帰って、アレぴょの大きなお耳にそっと囁く。
「お昼食べたら、タイラーに内緒で、二人だけで散歩行こっか!?」
目を輝かすアレぴょ。
それからは、私の動きに過剰反応して期待される。
「今から行く!? ねぇ、今??」
午後のあったかい時間帯、サンレンキュ〜の鎌倉は行楽地と化して
ヒトヒトヒト…たまに犬…の普段と違う空気が流れてる。
なるべく渋滞の排気ガスと人ごみを避けて、足の向くまま気の向くまま、山方面に足を向ける。
アレぴょが、
「こっちに曲がりたい!」
という道を曲がってみて、行こうと思った釈迦道切り通しを一本間違え、ちょっとブキミなトンネルに出る。
だあれも居ない薄暗いトンネル、アレぴょも一緒だからコワくないぃ〜?
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それからもあちこちフラフラ歩き回り、初めて出会うご長寿ワンコさんとお話したり、観光客の方々に「デカッ!」 「わんわん〜っ」 「すご〜ぃ♪可愛い〜ぃ」 などとお褒め頂く。
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入ったことなかったお寺も一緒に参拝してみたり。
鎌倉ってなかなかいいお寺が多いンだあ〜!と感心。また行ってみようっと。
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散々歩いて足もクタクタ、さすがのアレぴょもご満足の様子。
ウチに帰って、熱いお風呂に浸かって、あぁ〜極楽♪。
私って安上がりな幸せモノだ。
さて、三日目は何しよっか?
なんだかスゴイ南風の音がするょ?
自分の思うように時間が使えて、体も動く、こんな今ってとっても幸せなンだな〜。
今年も良い年になりそうだっ! サンキュ!!(v^-^v)
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null

アレぴょは、すっかり元通りのピョンピョンガールに戻った。
シーカヤックのお供に連れ出して、ライフジャケット着せて一緒に海に漕ぎ出したりもしてみた。
初めてのカヤック乗りは、アレぴょにとって安心出来なかったらしく、ど〜も落ち着かない。
立ち上がってカヤックを転覆させようとしたり、ウィンドサーフィンしてる人と出会うと、不思議そう〜に眺めたりしていた。
やっぱ陸上で地に足が着いてないと…ピョンピョン出来ないしね。
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その日は、海のインチ気楽たー先生が、パドボーで釣りをしてきて、お土産も貰っちゃった。
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田中さん、山田さん、鈴木さん、
今夜のおかずは、さあ、誰でしょう〜?
そんな楽しいイベントに、ここんとこ不参加のタイラー爺。
老犬性の骨の変形か、右前足が痛いらしく、ぴょこたんぴょこたん歩いてる。
でも朗らか、ニコニコ、楽しそう。
一日の大半を寝て過ごす。
ぼんやり座っていた昼下がり、ふと目をやると、傍らの食器棚のガラス戸に、ママの顔を発見した。
(?・?・?)
(なんでママ、そんなトコに入ってンの〜?)
しばし凝視するタイラー、すごく不思議そう。
ママは手を振っている。
おいでおいで…って呼んでいる。
垂れた耳を精一杯に立て、じ〜〜〜っとガラス面を見つめ真剣に考えるタイラー。
その後姿の可愛いこと!
(そっかぁ、解ったぞっ!)
ようやく閃いて立ち上がったタイラー、食器棚の裏に回ってママを捜してみるのでした。
(へ!?居ないじゃん…。)
不思議に思ってキョロキョロ振り返ると、手を振り続けていたママがそこに居たのであった。
(?なんで?)
オツムのネジを何本かすっ飛ばしてきたようだけど、今日もタイラーの平和な日は暮れていくのでした。
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口元にご注目。綺麗なバブルが…。

出かけていて帰宅し、わさわさと夕食の仕度をしてそのまま食事が始まり…。
普段なら食べてる周りの足元に侍るハズのストーカー犬が、何故か一匹しか居ないと気付く。
白いのはここに寝てるのに、黒いのが来ない。
下の階に居たのに、呼んでも来ない。
おっかしいので見に行くと、よ〜っこらしょと起き上がっても階段に前足掛けて「ヒン!」
後ろ足が上がらず、また「ヒ〜ン」
それからしばらく様子を観察してみると、どうもおかしい。
早速、掛かりつけの整体の先生にメールで相談する。
何度も様子を細かく知らせて考えてみたところ、二人の意見は後ろ足か腰、それも股関節が怪しいとなる。
車で連れて行こうと思っていたが、先生の方から空いてる時間に往診に来てくださることに。
なンてありがたや。
動物と子供は、具合が悪いととたんにおとなしくなる。
まったく動かず、じっと寝たまま耐えている。
触られたり動いたりすると「キャン!」なンて鳴くので、とにかく大事に大事に安静に。
猫たち、静かに寝てるアレぴょの様子を不思議に思ってか、顔の匂いを嗅いだりしていつもより近くをぞろぞろ通る。
それでもジッと寝てるアレぴょは、やっぱ普通じゃない。
先生に診てもらうと、両股関節がずれているとのこと。
静かに撫でているだけで、きちんとはまる。
よし、これでずれてた痛みが取れれば大丈夫。
確かにちゃんと、はめてくださったのに、まだなんだか様子がおかしい…と伝えると、また数日して診て下さる。
すると、あれ〜膝もおかしくしちゃってる。
今度は膝も治して貰って、もう大丈夫。
小型犬なら、治した直後に嬉しくて跳ね回るほどすぐ元気になるそうだ。
ところがアレぴょは女優である。
それも演技派、大(犬)女優。
痛かったンだからそう易々と普通には戻れない。
ママが見てるときには、よっこらしょも痛そ〜に起きなくちゃ。
時々、ヒン!も入れながら。
そうやって数日たった頃、散歩も無くじっと室内で安静にしていたアレぴょのストレスが爆発!
ボケ〜っとしていたタイラーの目の前で突然伏せて遊びに誘い、捕まえてごらん〜♪とばかりに、ソファーに飛び乗り、その勢いでグルグル回って自分の尻尾を追いかける。
つい楽しくて顔は笑いっぱなし。
あ。
ママが見てた。
急に伏せてため息ついてみる。
もうバレてるじゃん。
獣医さんには、事後報告ってコトで、今度お話してみよう。
レントゲン撮ってずれてるのが判っても、獣医さんじゃ治せないトコだと思うから、今回は整体の先生に助けていただいた。
どこで何やってずれたンだ〜?
猫でも追いかけて遊んでて転んだか〜?
ぴょんと飛び降りた時、間が悪いとずれることもあるンだって。
ぎっくり腰も、ひょんな時に起きるから…って。
光線治療を毎日やってたら、すっかり慣れて、自分で反対側に寝返り打って治療するようになったアレぴょ。
女優は、すっかり元どおりのお転婆な姫さまに戻ったのでした。
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あ、写真撮ってる暇があるなら、お茶入れて来てくれない〜?

日曜日の朝、車に乗って6時半に家を出た。
こんな早くに出かけるのは、ゴルフに行く時くらいなンだけど、今日は違う。
犬の用事で、埼玉に行ったのだ。
昨年の12月、保護センターに収容されていたオスのジャーマンシェパード、6才。
飼い主が探して迎えに来てくれるのを待っていたが、殺処分期限が来たのでボランティアさんたちが引き出した。
そして、新しくこの子を迎えてくれる家族を探すことになった。
保護センターに収容されていた時のこの子は、迫り来る死の匂いと恐怖に、唸り、吠えていた。
職員の方には、凶暴な犬と思われていた。
凶暴なオスのシェパードじゃ、新しい家族は見つけにくいかな…と思ったが、蓋を開けてみればなんてことない、穏やかで人懐こい、気のいい子だったのだ。
初めて会った人の顔も、べろべろ舐めて歓迎してくれる。
保護センターという名の殺処分収容所、その異常な状況下に置かれた犬を見て、性格を判断するのは難しいことなんだな〜とつくづく思う。
8ヵ月半という長い間、埼玉の訓練士さんのもとに預かって貰ったお陰で、愛情をたっぷり受け、すっかり落ち着き、躾け訓練も、し直して貰ってすっかり立派なシェパード、星丸君になった。
私も、何度か会いに行った。
そンな星丸君の新しい家族を募集していた張り紙を、とある獣医さんの入口に貼っていただき、通りかかったシェパ好きな方とのご縁が繋がったのだ。
ご年配のご夫婦だけど、シェパード飼育経験は長い。
ご自分の年令を考えて、今から仔犬を飼ったら自分の体の方が持たないかもしれない。
きちんと看取る責任を考えて、5〜6才の成犬シェパを探していたという。
隣家には娘さんご一家がお住まいで、いつでも変わりに面倒を見てくれる。
その上、預かってくれていた訓練士さんは、この方の先代のシェパードの訓練犬担当だったという偶然。
訓練士さんが結婚して名前が変わり、引っ越していたのでお互い気が付かなかったのだ。
願っても無いご縁に出会い、何度か面会を繰り返してから、星丸君をお宅にお預けし、お試し飼育期間に入った。
勿論シェパードの扱いに慣れている飼い主さんと、躾け訓練の入った星丸君には、なんの問題もなかった。
一ヶ月ほどが経って、いよいよ正式譲渡の手続きになり、日曜日の朝、飼い主さん宅まで出向いたというワケ。
車が着くと、知らない車だったので星丸君張り切って吠えている。
でも訓練士さんと私とが声を掛けながら入っていくと、とたんにピーピー鼻を鳴らして甘え声に変わった。
飼い主さんは、先代の犬を亡くした時の話をしてくださった。
突然の胃捻転で夜中に獣医さんに駆け込んだ事。
そして、手術も甲斐なく死んでしまったショック。
その後、ご自身は落ち込んだあまり、あちこち体の具合が悪くなり、病院の診察券ばかり増えてしまったと笑っていた。
一人で散歩をしても寂しくてしょうがなかった…と。
そんなつまらない散歩の途中で獣医さんの張り紙を見つけ、書くメモが無かったので、電話番号を呪文のように呟きながら急いで家に帰ったという。
犬談義で笑ったり涙浮かべたり、長い時間、話し込んでしまった。
新しい飼い主さん家族と星丸君の写真を撮らせてもらったが、どの写真も星丸君を囲んだ人間たちは心からの笑顔で、星丸君も飼い主さんを見上げてシアワセそうに甘えてる。
本当の家族を見つけることが出来た、幸せな星丸君が、そこにいた。
飼い主さんも、初めてお会いした時よりも、明るく元気で若々しくなられたみたいと、後で訓練士さんが呟いた。
毎日朝晩、8キロ散歩して訓練しているそうだ。
星丸君は筋肉が付いて締まり、逞しくなったし、飼い主さんも年令など感じさせないしっかりした足取りで、星丸君をコントロールしていらっしゃった。
保護センターに居た星丸君を、凶暴なシェパードだって言うから…私は自宅で保護預かりができないから…そんな私が引き出すのは無責任だから…諦めようと、一度は思った。
でも、「応援するから頑張りましょう!」と背中を押してくれた人たちが居て、今の笑顔の星丸君が居る。
そして笑顔の飼い主さん一家が居るのである。
何人ものボランティアさん達が動いて救い出せた小さな命。
そしてその命に出遭えて、幸せになれた人間。
なんだかとっても嬉しくって、幸せのお裾分けをいっぱい貰えて、充実した早起きの日曜日になったのでした。
本当に良かったぁ!
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「あ”〜〜〜!!!」
下手に開けようとすると防犯のクラクションが鳴り続けると言う、ご近所に恥ずかしい事態になる。
幸い、全ての窓を少しづつ開けてあったので、手は入らないけど、それなりの工具で引っ張ればドアロックは簡単に開けられるだろうと。
夕方で日差しがなくて、犬たちを閉じ込めてしまったコトには良かったけど、ウチまで片道・小一時間かけて戻ってスペアキーを持ってくるか、JAFさんのお世話になるか?
訓練士さんも獣医さんもJAFの会員だったので、JAFさんに助けてもらおうという事になった。
電話で車種と事情を話し、到着まで小一時間、待合室でまたおしゃべりに興じる。
居場所が獣医さんで良かった。
お財布も携帯もすべて車の中だから、路上だったらどうしようもなくお手上げだ。
到着したJAFさん、さすが車のプロだけあって、窓からロックを外そうという提案に、この車はキーロックで開けないとダメなンだと言う。
運転席のドアの鍵穴も、下手にいじると中でバラバラに分解して開けられなくなる仕組みなンだって。
防犯意識が強くて、アレぴょみたいな車なンだね〜。
<ワン、ワン!>
そうなると、後部ドアに挟まったままのキーのロックボタンをなんとかして押すしか方法はない。
小さな座布団みたいなのを3個ドアに挟んで、血圧測るみたいにシュッシュッと空気を入れて膨らませ、ドアを浮かせる。
「中に犬が二匹乗ってますから…」
訓練士さんがちょっと心配する。
ドア開けたとたんにJAFさんに襲い掛かったら、恩を仇で返すってコトになっちゃうしぃ。
車をいじる怪しい仕事だけど、でも心配するに及ばず、犬たちは吠えもせず大人しかった。
獣医さん疲れで、もう寝てるのかもしれない。
夕暮れせまり、辺りは薄暗くなってくる。
懐中電灯を照らしあいながら、歯を診るミラーも借りたりして4人の怪しい男女が車上狙いと化す。
「ボクも同じ車に乗ってた頃、おんなじコトしましたよ!サーフィンしてて帰ろうとして、海でやっちゃいまして。
しょうがないから自転車借りてウチまで戻って、キー持って戻って…ね〜。」と、獣医さんの経験談。
(今からでもウチに連絡して、もう帰宅してるだろう家族にキーを届けてもらおうかな)
一時間近く経って、諦めかけたその時、
<ガチャ!>
「開いたっっ!!」
「ワアア〜!!!」
大慌ててで助手席のドアに飛びつき、開けてくれた獣医さん。
もう二度とキーは手放しません。
ポケットに入れます。
その辺には絶対、置きませんから!
JAFさんは、成し遂げた仕事に満足そうに書類を渡して帰って行った。
きっとJAFさん同士、営業所とかで会うと、
「いやぁ〜今日はさ、○○の車でドアにキーが挟まってるのをさ、こうやってロック外したンだよ〜。エアーバッグ(…というのか分からないけど)は3個は必要だね。横に二個、下に一個、多めに持っといた方がいいね。」
…とかって、話してるンでしょうね〜と、訓練士さん。
一人で移動する仕事してると、話がしたくなるンですよね〜。
訓練士さんが以前JAFさんのお世話になった時の話も、JAFさんが、
「あ〜っちゃ〜、やっちゃいましたね〜。」
みたいな感想言いつつも、腕まくりな<やる気>をみなぎらせていたって。
いろんな困った事態に駆けつけて、なんとかしてくれるJAFさんは、偉い!
そして吠えもせず、もしかしたら寝てたかもしれない犬たちも偉かった。
ともかく、人騒がせなお出かけだったのでした。
JAFさん、有難うございました〜!
(≧ε≦)b

先々週くらいのことなンだけど、犬たちのフィラリア検査の為、獣医さんへ行った。
獣医さんのコトを、もぉ〜ンの凄く怖がるアレぴょなので、訓練士さんにも同行いただいて車でGo〜!
午後の診察が始まる時間に着いたら、来院ラッシュタイムだったらしく、次々に来る患者犬たち。
みんな片手抱っこサイズの可愛いワンコたちなので、その子達の診察が終わるまで車の中で待機。
小さいワンコに吠えられてもまったく動じずスルーできるウチの犬たちなンだけど、見た目がコワモテなアレぴょもいるから、遠慮しないと営業妨害になりそうだ。
ひとしきりの混雑が終わったので、いざ!
…と車から犬たちを降ろしていたら、一台の軽自動車がやってきた。
助手席に日焼けしたオジサン?と見ると、なんとピットブル。
まるで人間のような納まり具合で、窓から顔を出している。
慌てて手術室の方へ、ウチの犬たちを入れる。
手術台で体重を計って血液採取、問診などを済ませる。
タイラー19キロ、アレぴょ30.2キロ。
ちょうど良さそうだね〜。
怖がりのアレぴょ、またお漏らしウ○チ爆弾投下するかと思ったけど、見ただけでお漏らしするほど苦手な先生がピットの方を診ていたので、今日は別の若い先生でお漏らしまでには至らず。
この先生はシェパードを長年飼っているので、シェパに詳しい。
ピットが診察室に入ってる間に、ウチの犬たちを車に載せる。
ピットの診察は妊娠検査。
待合室で、訓練士さんと大喜びで、初めてピットに触らせてもらう。
タイラーくらいの体高だけど、35キロという巨漢の女の子。
全身が筋肉の塊といった体つきで、プロレスラーみたいに素敵!
攻撃性がまったくなく、穏やかな子だった。
レントゲン検査の結果、想像妊娠と分かって飼い主さんは落胆。大事に接してきたのに〜、今後はビシバシとダイエットだぞ〜って。
ピットも帰り、もう一度犬たちを降ろして、うっかり忘れていたワクチン接種も済ませた。
獣医さんの犬とも遊び、雑談もいっぱいして、さぁ〜帰ろうかと、外に出る。
車のキーのボタンでロックを外し、車の後部トランク部分を開け、キーをバンパーの上にヒョイと置き、犬たちを入れる。
「待て!」させてリードを外し、ドアがフワ〜としまったその時!
ドアがキーを挟んで閉まり、<ガチャン!>
ロックが掛かったのでした。
「あ”〜〜〜!!!」
<明日に続く>

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