犬猫

朝、いつものようにベランダで日向ぼっこを楽しむ猫たち。
そんな平和な朝に、響く鳥の声。
「ピーピー、ピィ〜!」
ん?近いぞ!?…と腰を浮かせて覗く視線の先に飛び込んできた、ポーちゃん&咥えた獲物。
 \(◎∠◎)/
「あ”〜!鳥捕まえたあ!!」
久々のハンター、でも腕は衰えていなかった。
興奮して追いかける私に、ワラワラと便乗する犬たち。
更に逃げ回るポーちゃん&咥えた獲物。
とにかく犬たちから隔離して、ポーちゃんを部屋に追い込み、ドアを閉める。
静かに追い詰め、静かに迫り、そしてムンズ!と掴む首根っこ。
ようやく放したその獲物を横取りし、観察してみる。
私の手の指に付く血。やはり怪我してるみたいだ。
すぐに掛かりつけの獣医さんに電話して相談し、行く事にする。
ついで…と言っちゃあなんだけど、犬たちのフィラリアの検査にも行かなくちゃと思ってたので、2匹と鳥を乗せ、車で急ぐ。
診察の結果、大した怪我はないので、なるべく早く放してやった方が、生きていける可能性が高いということ。
野鳥にとって、人が関わる事のストレスの方が大きく、飼うことは難しいのだそうだ。
「放してみて、飛べないようならまた来てください。飛べないとなると生きていけませんから、面倒みて一生飼ってあげて下さいね。餌の上げ方を教えますので。」
ヒヨドリの雛で嘴がまだ黄色い子供、巣立って間もないようだ。
餌を見せると、大きな口を開いて欲しがる様子はとっても可愛い。
我が家にも巣立ったばかりの息子Bがいるので、母は気になる。息子Bよ、ご飯食べてるか〜?
犬たちの血液検査もしてもらう。
タイラーはオオモノだから、何されても平気。
問題は、大きな図体のアレぴょです。
大人三人、汗だくで抑えこみ、落ち着かせようと声を掛け続ける。
「待て!」「いい子だ。そうそう、そう〜だょ。静かに、シィ〜!」
姿を見ると恐がられるので、獣医さんは診察台の下に隠れるようにして、後ろ足から血液採取。声も出せない。
そんな獣医さんの膝に、ウ○チ爆弾を数発投下して、アレぴょは必死の抵抗をする。
膝にウ○チを乗せ、笑いを堪えるのに、もがき苦しむ獣医さん。アレぴょの勝ち〜! (*^^)v
臭い闘いであった。
家に帰ってすぐ、ヒヨドリの雛・ピーちゃん、放鳥。
…って、もう名前付けてるし!
飼ってみたかったのに、パタパタ〜と、元気に飛び立って行った。
…でも止まった木のそばの屋根に、お隣の猫。
一難去ってまた一難。
心配してしばらく見守ったが、猫に登れる木でもなく、猫も諦めてどこかへ行ってしまった。
ちょっとの出会いだったけど、元気に育つンだぞ!
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ヒヨドリ、横取り、いいトコどり。チェッッ!

朝の散歩してて、タイラーの胴周りが太い!と思った。
ちょっと気を抜くと、すぐコレだ。
またダイエットしなくっちゃ。
かくして今朝のタイラーのご飯は、きゅうり1本の半分と、ヨーグルトの空き容器1個。
そんなんじゃお腹の足しにならないよぉ〜って言うので、うんと細い犬用ガムも奮発してあげた。
久々のガムに嬉しかったタイラーは、ガムを咥えてウロウロするばかり。
咬んでしまうのが惜しかったらしく、咥えているだけで満足のご様子。
ちょいと唇を突き出して、ガムを咥えるタイラーは、港に佇むマドロスさん風。
ちょいワルな風味を醸し出してるうちに眠くなってきてしまう。
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ふとヨーグルトの空き容器をまた舐めたくなって、うっかりガムを床に置き、魅惑の容器に心を奪われてしまったその瞬間、すばらく動いた黒い泥棒犬が、タイラーの大事なガムを横取りして逃げて行ったのでした。
ちょいワルより上を行く、ホントのワルはコイツです。
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朝、シャワーを浴びながら、思った。
そうだ、洗ってる間だけでもシャワーを止めてると、二酸化炭素の減少に繋がり、少しは環境保護になると言ってたっけ。
今日は流しっぱなしは止めて、小まめに節水してみよう。
ちょっとエコしちゃって、朝からイイ気分♪
鼻歌交じりで、犬たち2匹を閉じ込めてあった部屋のドアを開ける。
私がシャワー浴びてる時、何故か、こいつら2匹は決まってドッタンバッタン大はしゃぎする。
おまけに、リビングのカーテンに掛けションする日課のアホアホタイラーなのだ。
…なので、いつもこの時間は、部屋に閉じ込められているというワケ。
ドアを開けた私の鼻を衝く、覚えのある臭い。
「なにィ〜!?」
「どこにィ!?」
それは、私のベッドの上に、{こんもりと}ありました。
アレぴょの、○コ。
はしゃいでお腹の動きが良くなって、出ちゃったのね〜。
ベッドカバー掛けといて良かったなあ。
…?違うって!?
私がエコしてる間に、○コしてたアレぴょの朝なのでした。
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かくれんぼ。
あのデカいコ、どこ隠れたのかしら?

日曜日、シェパのネット仲間でオフ会が開かれた。
全国に広がるML仲間なのだけど、神奈川近郊オフということで、今回は、富士五湖の一つ、西湖で集まった。
福島から、愛知から、静岡から、東京から、そして神奈川のみんなが、犬とキャンプ用具を積んでぞくぞくとやってきた。
ウチからは車で2時間半。
キャンプ場にあるドッグランを貸し切って、15頭の犬が遊びまくり、25人の人間がバーベキューして楽しんだ。
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自慢の料理を持ち寄って振る舞い、ダッチオーヴンまで登場し、盛り上がる。
犬馬鹿という共通の趣味で繋がってるから、ネット上だけで知ってる初めての人ともすぐ仲良くなれる。
おかしいのは、実名ではなくハンドル名でのお付き合いということ。
名乗るのがなんとなく恥ずかしい。。。
でもこんな楽しい遊びやお付き合いが出来るなんて、インターネットってイイもんです。
富士山も、と〜っても綺麗だった〜。
あ〜、満足。
楽しかったあ!
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良いお天気に誘われて、犬たちと息子Aと源氏山にハイキング♪
いつものように大仏切通しから上がって、貯水池?でトンビから隠れながら、おにぎりを頬張る。
花の首飾りを作ってアレぴょに掛けてあげて、そんなメルヘンな犬を嫌がる息子Aとハイキングの始まり〜。
アップダウンをハイペースで好調にこなし、行きかう人と挨拶を交わし、水分を補給しながら良い汗を掻く。
木漏れ日の中を吹く風が心地よい。
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コワモテ・アレぴょの花の首飾りが、女性観光客の好評を得て満足の私。
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それでも恐がる人とのすれ違いは気を遣ってウンと端に避ける。
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そんな時、風のように突然現れた青年。
軽やかに無駄の無い走り。
息を荒げる事も無く、木の根の這う山道を跳ぶ様に駆け抜け、一瞬で視界から消えて行った。
「忍者だね。」
「ウン、忍者だ。」
その足運びは只者ではなかった。
子供の頃、風の藤丸に憧れ、木の葉隠れの術を習得したかった。
ジャングルジムの上を、手を使う事無く走り回り、うんていは二本抜きで身軽に遊んでた。
自覚的には、くのいちだった。
時代が変わり、もう忍者は絶滅したかと思ってたが、平成のこの世にも、忍者は生息していたのだった。
さすが鎌倉。
日本の文化だモンね。
いやぁ〜良かった。

隣の空き地に囲いが出来たって?
「へ〜。」
桂歌○でございます。
ちゃんちゃかちゃからかっ、ちゃんちゃん♪
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ブラブラとスーパーの店内を見ていたら、ブルブルするチャンピオンベルトみたいな商品を発見!
おぉ、コレはテレビショッピングで「良さそうジャン!」と思ったアレではないか!?
アメリカの腹筋バリバリ・インストラクターが元気に踊ってる、「7日間で痩せる」って言うのは効きそうだけど、まず7日間あのテンションで踊れるか?って言うと、
「否。」
ラクしてお腹を引っ込ます♪って〜のが続けるコツでしょー。
ってなコトで衝動買い。
テレビやチラシ広告の値段よりはるかに安い、前のバージョン。
い〜ンだもん♪ 半額のコレで。
早速、お腹に装着のチャンピオンベルト。
スイッチON!
…で、ブルブルブルブル
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凄い振動で、お腹が揺れる揺れる〜。
内臓脂肪よ、細かくなって出て行け〜っ。
10分間、じ〜っとテレビなんぞ見ながらラクしていれば、下っ腹はぺっちゃんこになっちゃって、ウェストはキュッっと締まっちゃって、今年の夏は見違えちゃうのかも!?
っとニヤついていたら、猫のタックンがやってきた。
迷わず揺れるブルブル腹の上に乗り、一緒に自分のお腹もブルブルブルブル…。
やはりタックンも気にしていたらしい。一石二鳥。
さぁ、これからは毎日二人でブルブルしようね!
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ちと、辛いこの体勢

ダイソンの掃除機は、ゴミを吸い続けても最後まで衰えない吸引力だとか。
タイラーの食事もまたしかり、最後まで衰えない吸引力で吸い続ける。
ONとOFFがハッキリしているタイラーは、潔い。
やる時はやる!やらない時はまったくやらない!!と、男らしく決めている。
鳥をセットする時は全身全霊でセットする。
ボールを咥える時も、全神経をその口の中だけに集中する。
それ以外の時間は、体中とアタマ中の力を抜いてリラックスに努めているのである。
そして、一日の中でもっともシアワセな食事の時間は、目の前の餌皿にある自分のフードが無くなるまで、全てを忘れて吸い続けるのである。皿まで食べそうな勢いだ。
食べるのではない。タイラーにとってドッグフードは飲み物である。
吸うのであって、飲み込むのである。
そんなタイラーなのに、最近何故か食事時間が長くなった。
ゆっくり優雅にポリポリ食べてるアレぴょが食べ終わっても、まだ食べてたりする。
途中で食べるのを止めてウロウロしたりしてる。
こりゃ病気か!?天変地異か!?ダイソンの故障か?
普通じゃないその様子に、心配して観察する。
元気はある。
食べたいそぶりは見える。
???なんで〜???
タイラーは自分の餌を飲み込み終わると、他のコの餌をも手伝いに行くので、食事時間にはリードで繋いで食べさせている。
勢いよくガッつくタイラーの、そのリードの金具は餌皿に当たって、時々ガチャン!と音を立てる。
ガチャン!と言う度、飛びのいている。
この餌皿で食べさせてもう何ヶ月も経つというのに、今頃になって、ガチャン!と音がしている事に気がついたらしい。
一気飲みの食事にブレーキが掛かって、それはそれで良いのかもしれない。
迷惑そうに時々飛びのきながら、今日もタイラーは餌を吸い続けている。
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なめんなょ…オレの皿

アレぴょのおべんきょで、災害救助犬ごっこをしてみた。
アレぴょは、まだ「吠えろ!」の指示を覚えていないので見学。
ご近所シェパのA君は、だいぶ吠えられるようになってきたので、やってみることにした。
バリケンにご褒美のボールを持った人間が隠れて、別の人が犬を連れて捜させる。
見つけたら、「ここにいるよ〜」って吠えて知らせる。
そしたら隠れていた人がボールを出して褒めまくるのだ。
この練習は一人じゃ出来ないので、トレーナーさんと私の二人で遊ぶ。
…ンで、どっちがバリケンに隠れるかって言ったら、私しかいないじゃん【・_・】 。
エスパー伊東になったつもりで、後ろ向きにお尻から入っていく。中国雑技団にもこんなのあったかも。
トレーナーさんがバリケンの外から新聞紙を掛けて、ちょっと見ても中に人が居ると、わからないようにしてくれる。
これは犬が目で見つけない為かもしれないけれど、道行く他人に見つけられない為なのかもしれない!?
人気の無い駐車場でバリケン出して、変なかくれんぼするアヤシイ犬連れの二人なのだ。
風にハタメク新聞紙に、ちょっと腰が引けたA君だったが、ボール命の彼にとって勇気を振り絞るのはタヤスイ事。
「ウゴウゴ…ウワン!」
見事に災害現場から私を救助してくれたのでした!
じゃあ次はアレぴょもやってみよう〜。
吠えられないけど、ピーピーは得意だからそれでもイイし。
「ママ、なにやってンの〜?」
私を捜し当てたアレぴょは、バリケンの穴から黙って覗くだけ。
‖_・;U ジィーッ
ま、見つけたからいっか〜。
ドアを開けたとたん、あたしも一緒〜♪とばかりに入ってきて、満足のアレぴょなのでした。
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バリケンに入ってみる息子Aとタイラー、息子Bとポー

我が家の猫達には、それぞれ人間の担当者がいる。
4人家族がそれぞれ好きな猫を主張したら、みんな好みがバラバラでかち合う事も無く、うまく収まったと言った方が正しいのかもしれない。
息子Aが大学の近くで一人暮らしを始める為、家を出て行った後、彼の担当のディプシーは、最強の戦士の座を降り、洗面所でひっそり一匹暮らしを始めた。
猫一番の座を狙っていたポーは、自宅にいる息子Bの後ろ盾もあり、我が家での大将の地位を着々と固めていった。
犬たちを配下に治め、兄弟猫たちに睨みを利かせ、他の猫にできないことを次々とこなし、自他共に認める一番の座を手に入れたかに見えた。
ところが猫生とは厳しいもの。
息子Bが雪山へバイトしに、数ヶ月出かけてしまったのだ。
その上、息子Aがめでたく大学卒業を迎え、家に帰ってきたのだ。
さぁ、これでディプシーの復権計画が始まった。
今まで篭っていた洗面所を出て、リビングにも出没するようになった。
ティンキーと前後から挟み撃ちで、ポーに一番猫奪還宣言してみたりした。
動揺するポーを面白がって、アレぴょまでがポーへの咬み咬み遊びをエスカレートさせている。
ポー危うし!
そんなポーの後ろ盾・息子Bが、明日、山を降りて戻って来る。
家族全員、後ろ盾が揃ったところで、我が家の猫ー1決定戦を、楽しみに見てみたいと思っている。
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トイレットペーパーを相手にスパーリングに励むポー

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