眠りの世界に響いて聞こえきた歌声♪
「たぁ〜こぅ〜〜ぅ…なぁ〜かぁ♪」
「うゎ〜〜んん〜〜ん〜?」
次第に意識がはっきりしてきて、アタマの中で繰り返しその歌声を反芻してみると、それはポーちゃんの歌だった。
明け方のまだ薄暗い時間、響きの良い階段で、茶トラ族のポーちゃんは声高らかに歌っていた♪
近頃のポーちゃんは、ちょっとヒステリー気味になっている。
それというのも、ポーちゃんの後ろ盾である息子B職業・旅人が、また山に行ってしまったから。
今度は長くなりそうで、夏山登山のグリーンパトロールっていう仕事をして来るンだと。
ホントに電波の届かない、お山の頂上の山小屋に住みながらこの夏を過ごすそうで、連絡手段はテレパシー。
気が向いたら山を降りることもあるらしいけど、公衆電話と十円玉とその気があったら声を聞けるだろうと言うくらいの、仙人になる夏らしい。
そんな事情なんて知らないポーちゃんは、
「なんでお兄ちゃんがいないンだあ〜!」
と、おヒスを起こしてる。
床のコルクマットを齧ってボロボロにしてみたり、アレぴょを相手にスパーリングに誘ってみたり。
とにかく目つきはワル猫で、面白くないらしい。
そんな淋しい想いを歌にして、明け方歌っていたのでした。
意味は解んないけど、息子Bに届け〜ポーちゃんの願い〜♪
コラム:かじやら
子供の頃から、欲しいと思ってた「しっぽ」。
できれば長めのしっぽでふさふさの毛が生えていて、立派なのが理想。
アレぴょのしっぽなんか、欲しいひとつ。
口では強がり言ってても、しっぽは股に挟んでいたり。なにげに成り行きでデートに誘った振りしてても、しっぽは思いっきり振っちゃってたり。
本心はしっぽを見れば、判っちゃう…っていう面白さ。
人間にしっぽがあったら、誰も騙されないぞ〜ってね。
待ちに待った日曜日、私の大好きなプラビーダのお店がオープンしました。
優しい友人たちと、心地よい服をあれこれ選んで、しっぽを振りっぱなしな気分♪
一目で気に入ったタオル地の白いタンクトップ。
二の腕のお肉が気になったけど、モコモコ感の可愛さには勝てなくって…。
勇気を出して着てみたら、その着心地の良さにすっかりべた惚れ〜!
翌日、色違いを追加してしまったほどだモン。
お気に入りのプラビーダを着て犬たちと歩く私の後姿には、きっとしっぽの陰が3つ振れてるのが見えると思うよぉ〜♪
プラビーダのホームページはこちら! www.puravida.jp
日曜の朝は、ゴミだしも無いし、ゆ〜っくり寝れる♪
シアワセ〜に目覚めて、ベッドの上で伸びをし、オハヨウ〜!を言いに来た犬たちの頭を撫でながら起き上がる。
ドタバタし始めた犬たちを庭に出して自由運動させようと、一歩踏み出して、私の足は止まった。
「なあにぃ〜!」
「なんなのぉ〜コレは〜?」
犬たちが足を滑らせないように、フローリングの床にはコルクのマットが敷いてある。
そのマット一面に、大きく○を描く水のあと。
立ち尽くしたまま、寝起きのアタマで考えてみる。
飲み水をこぼして、こうなるか?
猫がゲボして、こうなるか?
私がアタマを悩ましたその数秒で、アレぴょは反省して、バリケンに逃げ込んでいた。
犯人はコイツだ。
アレぴょは、おしっこして終らないうちに歩き出す困った癖がある。
昨日水遊びして大量に水を飲んだアレぴょは、夜中におしっこがしたくなったらしい。…>_<…
ところが私の部屋には、猫トイレはあっても、犬トイレは置いてない。
ママは爆睡してて起きてくれず、仕方なく膀胱の限界を迎えたアレぴょは、猫になりきって猫トイレのそばでおしっこしてしまい…。
だけど、やっぱ猫じゃないじゃん、ここでしちゃマズイなぁ〜と歩き回り、でも出る物は止められず部屋を一回りしたら全部出し終ってスッキリ!
そういうストーリーだね、うん、マチガイナイ。
犬たちを外に追い出し、シアワセな日曜の朝は、寝起きの大掃除と相成った。
コルクの連結マットは、ほとんどが猫の爪とぎマットに成り下がっていたので、捨てる時期でもあった。
モップとゴミ袋と格闘し、おしっこ触っちゃった手を何度洗った事だろう。
そして、外で遊んでたタイラーのウ○チは、茶柱のごとく立っていた。
私のウ○チ占いでは、今日は良いコトあるってコトなんだな〜♪
シアワセな日曜の朝であった。┐(´∀`)┌
金沢文庫って言ってみな?「かなざわう○こ〜」
海の家の建築が始まると、浜辺は約半分に狭くなり人は倍以上に増える。
普段と違った空気になり、どこか余所余所しい海岸。
もうすぐ、犬連れでは歩く事も禁止という夏の浜になる。
でもそのコトは、どっこにもなぁんにも書かれていない。
市役所観光課で尋ね、教えてもらったンだけれど、はたして本当?
知る人ぞ知る、秘密の条例なのだ。
だから、私も聞かなかったコトにしようと思ってる!?
~~~ヾ(^∇^)
朝の浜辺には、夜通し遊んでいたらしい若者が、疲れ果てて寝ていたり、バーベキューのゴミやビールの空き缶と共に花火の燃えカスが置き去りにされている。
でも唯一有難いのは、浜辺の川に橋が架かること。
滑川や坂ノ下方面の小さな流れにも、木造の簡単な橋が架けられる。
大抵は、ぴょ〜んと飛び越えられる流れだけれど、満ち潮になった時には、この橋があると有難い。
ど〜して一年中架けておいてくれないのかな?
この橋のお陰で、今日の散歩は材木座海岸へGO〜!
材木座は由比ガ浜に比べて、海の家も少ないのか?人も少ない。
でも浜辺も狭いから、ロングリードで犬たちが走れる範囲も限られる。
歩いていると、波打ち際で何かが揺れている。
近づいてみると、大きな「亀!」(○_○)
今までいろんな漂着物を見たけど、亀は初めて。
甲羅の長さが5〜60センチ位ある、たぶん海亀。
昨日の新聞に、「大変珍しい事に、逗子でアカウミガメが産卵した。」と出ていたから、もしかしてその亀が力尽きてここへ流れ着いたのかも。
波で揺れて動いているように見えるけど、どうやらもう死んでしまっているようだった。
可哀相に。
しばらく歩くと、今度は、真っ青なビニール風船みたいなカツオノエボシくらげ。
これは打ち上げられていると言っても、触ったら大変。
知らずに裸足で歩いているご夫婦に、危ないですよ!とご注意。
海岸には、いろんな物が打ち上げられる。
発砲スチロールのお皿やプラのゴミ類。
何故か玉ねぎ、グレープフルーツ、夏みかん。
海鳥、魚、蟹、イカの屍骸。
サメ、エイ、クラゲ。
綺麗な桜貝や巻貝。
今日のような海亀は、可哀相と思うけれど、同じ海の生物でもエボシくらげは嫌ってごめんね。エコヒイキだし。
可愛いものも恐いものも、みんな住んでる海なンだね〜。
そして、もうすぐ海開きだ。
朝、いつものようにベランダで日向ぼっこを楽しむ猫たち。
そんな平和な朝に、響く鳥の声。
「ピーピー、ピィ〜!」
ん?近いぞ!?…と腰を浮かせて覗く視線の先に飛び込んできた、ポーちゃん&咥えた獲物。
\(◎∠◎)/
「あ”〜!鳥捕まえたあ!!」
久々のハンター、でも腕は衰えていなかった。
興奮して追いかける私に、ワラワラと便乗する犬たち。
更に逃げ回るポーちゃん&咥えた獲物。
とにかく犬たちから隔離して、ポーちゃんを部屋に追い込み、ドアを閉める。
静かに追い詰め、静かに迫り、そしてムンズ!と掴む首根っこ。
ようやく放したその獲物を横取りし、観察してみる。
私の手の指に付く血。やはり怪我してるみたいだ。
すぐに掛かりつけの獣医さんに電話して相談し、行く事にする。
ついで…と言っちゃあなんだけど、犬たちのフィラリアの検査にも行かなくちゃと思ってたので、2匹と鳥を乗せ、車で急ぐ。
診察の結果、大した怪我はないので、なるべく早く放してやった方が、生きていける可能性が高いということ。
野鳥にとって、人が関わる事のストレスの方が大きく、飼うことは難しいのだそうだ。
「放してみて、飛べないようならまた来てください。飛べないとなると生きていけませんから、面倒みて一生飼ってあげて下さいね。餌の上げ方を教えますので。」
ヒヨドリの雛で嘴がまだ黄色い子供、巣立って間もないようだ。
餌を見せると、大きな口を開いて欲しがる様子はとっても可愛い。
我が家にも巣立ったばかりの息子Bがいるので、母は気になる。息子Bよ、ご飯食べてるか〜?
犬たちの血液検査もしてもらう。
タイラーはオオモノだから、何されても平気。
問題は、大きな図体のアレぴょです。
大人三人、汗だくで抑えこみ、落ち着かせようと声を掛け続ける。
「待て!」「いい子だ。そうそう、そう〜だょ。静かに、シィ〜!」
姿を見ると恐がられるので、獣医さんは診察台の下に隠れるようにして、後ろ足から血液採取。声も出せない。
そんな獣医さんの膝に、ウ○チ爆弾を数発投下して、アレぴょは必死の抵抗をする。
膝にウ○チを乗せ、笑いを堪えるのに、もがき苦しむ獣医さん。アレぴょの勝ち〜! (*^^)v
臭い闘いであった。
家に帰ってすぐ、ヒヨドリの雛・ピーちゃん、放鳥。
…って、もう名前付けてるし!
飼ってみたかったのに、パタパタ〜と、元気に飛び立って行った。
…でも止まった木のそばの屋根に、お隣の猫。
一難去ってまた一難。
心配してしばらく見守ったが、猫に登れる木でもなく、猫も諦めてどこかへ行ってしまった。
ちょっとの出会いだったけど、元気に育つンだぞ!
ヒヨドリ、横取り、いいトコどり。チェッッ!
スノボーで痛めた膝も治り、もうとっくに海水も暖かくなった。だってもう海の家の建築が始まってるンだモンね。
そろそろ海に行きたいな〜っと思い続けて数週間。
日々の雑用に追われて、半日の時間さえなかなか取れない。
いい加減にせいっ→自分!! (`ヘ´) っとばかりに、前日からスクールに午後の予約をし、やらなくちゃのコトはすべて忘れて今日は海へ出かけた。
昨日から結構イイ風が吹いちゃってて、久々の私にゃ〜ちと厳しいコンディション。
でもそれなりに練習することはいくらでもあるワィ。
大急ぎでお昼を食べて、すぐに早足で材木座に出かける。風は強くて髪の毛はめちゃくちゃ。向かい風だから、前のめりに急いでも進むのが遅くなる。
真冬に使っていた手袋や靴、フルスーツが、私の冬の努力を知ってくれてる。
暫くぶりの今日はどうかな!?
いつもより更に小さめのボードに、小さいセイルを張る。
浜は小潮だと言うけどかなりの引き潮。
歩いても歩いても遠浅の海底でフィンを擦る。
物事の記憶はすぐ忘れるのに、体で覚えたコトは意外と忘れないモンなんだね。
ビーチスタートは百発百中、それも無理なくできるようになっていた〜!やったあ!(^-^)v
でもそのワリには、うねりに翻弄されてタック(風上への回転)は成功率が低く沈するばかり。
ボードが小さくなったせいもあるケド、まだまだ修行が足りません。
2時間みっちり練習して、まだやろうかなと思うところで潔くあがる。
シャワー浴びて着替えて片付けて、ヤレヤレと一息ついたら、どよ〜んと疲れに襲われた。
やっぱ久々の海は疲れるね。
でもその分、海水に浸かって、超シアワセ。
落ちても走っても笑いっぱなしの私の目じりには、笑い皺の日焼けが出来掛かっていた。
朝の散歩してて、タイラーの胴周りが太い!と思った。
ちょっと気を抜くと、すぐコレだ。
またダイエットしなくっちゃ。
かくして今朝のタイラーのご飯は、きゅうり1本の半分と、ヨーグルトの空き容器1個。
そんなんじゃお腹の足しにならないよぉ〜って言うので、うんと細い犬用ガムも奮発してあげた。
久々のガムに嬉しかったタイラーは、ガムを咥えてウロウロするばかり。
咬んでしまうのが惜しかったらしく、咥えているだけで満足のご様子。
ちょいと唇を突き出して、ガムを咥えるタイラーは、港に佇むマドロスさん風。
ちょいワルな風味を醸し出してるうちに眠くなってきてしまう。
ふとヨーグルトの空き容器をまた舐めたくなって、うっかりガムを床に置き、魅惑の容器に心を奪われてしまったその瞬間、すばらく動いた黒い泥棒犬が、タイラーの大事なガムを横取りして逃げて行ったのでした。
ちょいワルより上を行く、ホントのワルはコイツです。
朝、シャワーを浴びながら、思った。
そうだ、洗ってる間だけでもシャワーを止めてると、二酸化炭素の減少に繋がり、少しは環境保護になると言ってたっけ。
今日は流しっぱなしは止めて、小まめに節水してみよう。
ちょっとエコしちゃって、朝からイイ気分♪
鼻歌交じりで、犬たち2匹を閉じ込めてあった部屋のドアを開ける。
私がシャワー浴びてる時、何故か、こいつら2匹は決まってドッタンバッタン大はしゃぎする。
おまけに、リビングのカーテンに掛けションする日課のアホアホタイラーなのだ。
…なので、いつもこの時間は、部屋に閉じ込められているというワケ。
ドアを開けた私の鼻を衝く、覚えのある臭い。
「なにィ〜!?」
「どこにィ!?」
それは、私のベッドの上に、{こんもりと}ありました。
アレぴょの、○コ。
はしゃいでお腹の動きが良くなって、出ちゃったのね〜。
ベッドカバー掛けといて良かったなあ。
…?違うって!?
私がエコしてる間に、○コしてたアレぴょの朝なのでした。
かくれんぼ。
あのデカいコ、どこ隠れたのかしら?
日曜日、シェパのネット仲間でオフ会が開かれた。
全国に広がるML仲間なのだけど、神奈川近郊オフということで、今回は、富士五湖の一つ、西湖で集まった。
福島から、愛知から、静岡から、東京から、そして神奈川のみんなが、犬とキャンプ用具を積んでぞくぞくとやってきた。
ウチからは車で2時間半。
キャンプ場にあるドッグランを貸し切って、15頭の犬が遊びまくり、25人の人間がバーベキューして楽しんだ。
自慢の料理を持ち寄って振る舞い、ダッチオーヴンまで登場し、盛り上がる。
犬馬鹿という共通の趣味で繋がってるから、ネット上だけで知ってる初めての人ともすぐ仲良くなれる。
おかしいのは、実名ではなくハンドル名でのお付き合いということ。
名乗るのがなんとなく恥ずかしい。。。
でもこんな楽しい遊びやお付き合いが出来るなんて、インターネットってイイもんです。
富士山も、と〜っても綺麗だった〜。
あ〜、満足。
楽しかったあ!
良いお天気に誘われて、犬たちと息子Aと源氏山にハイキング♪
いつものように大仏切通しから上がって、貯水池?でトンビから隠れながら、おにぎりを頬張る。
花の首飾りを作ってアレぴょに掛けてあげて、そんなメルヘンな犬を嫌がる息子Aとハイキングの始まり〜。
アップダウンをハイペースで好調にこなし、行きかう人と挨拶を交わし、水分を補給しながら良い汗を掻く。
木漏れ日の中を吹く風が心地よい。
コワモテ・アレぴょの花の首飾りが、女性観光客の好評を得て満足の私。
それでも恐がる人とのすれ違いは気を遣ってウンと端に避ける。
そんな時、風のように突然現れた青年。
軽やかに無駄の無い走り。
息を荒げる事も無く、木の根の這う山道を跳ぶ様に駆け抜け、一瞬で視界から消えて行った。
「忍者だね。」
「ウン、忍者だ。」
その足運びは只者ではなかった。
子供の頃、風の藤丸に憧れ、木の葉隠れの術を習得したかった。
ジャングルジムの上を、手を使う事無く走り回り、うんていは二本抜きで身軽に遊んでた。
自覚的には、くのいちだった。
時代が変わり、もう忍者は絶滅したかと思ってたが、平成のこの世にも、忍者は生息していたのだった。
さすが鎌倉。
日本の文化だモンね。
いやぁ〜良かった。
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