漂着したモノ

海の家の建築が始まると、浜辺は約半分に狭くなり人は倍以上に増える。
普段と違った空気になり、どこか余所余所しい海岸。
もうすぐ、犬連れでは歩く事も禁止という夏の浜になる。
でもそのコトは、どっこにもなぁんにも書かれていない。
市役所観光課で尋ね、教えてもらったンだけれど、はたして本当?
知る人ぞ知る、秘密の条例なのだ。
だから、私も聞かなかったコトにしようと思ってる!?
~~~ヾ(^∇^)
朝の浜辺には、夜通し遊んでいたらしい若者が、疲れ果てて寝ていたり、バーベキューのゴミやビールの空き缶と共に花火の燃えカスが置き去りにされている。
でも唯一有難いのは、浜辺の川に橋が架かること。
滑川や坂ノ下方面の小さな流れにも、木造の簡単な橋が架けられる。
大抵は、ぴょ〜んと飛び越えられる流れだけれど、満ち潮になった時には、この橋があると有難い。
ど〜して一年中架けておいてくれないのかな?
この橋のお陰で、今日の散歩は材木座海岸へGO〜!
材木座は由比ガ浜に比べて、海の家も少ないのか?人も少ない。
でも浜辺も狭いから、ロングリードで犬たちが走れる範囲も限られる。
歩いていると、波打ち際で何かが揺れている。
近づいてみると、大きな「亀!」(○_○)
今までいろんな漂着物を見たけど、亀は初めて。
甲羅の長さが5〜60センチ位ある、たぶん海亀。
昨日の新聞に、「大変珍しい事に、逗子でアカウミガメが産卵した。」と出ていたから、もしかしてその亀が力尽きてここへ流れ着いたのかも。
波で揺れて動いているように見えるけど、どうやらもう死んでしまっているようだった。
可哀相に。
しばらく歩くと、今度は、真っ青なビニール風船みたいなカツオノエボシくらげ。
これは打ち上げられていると言っても、触ったら大変。
知らずに裸足で歩いているご夫婦に、危ないですよ!とご注意。
海岸には、いろんな物が打ち上げられる。
発砲スチロールのお皿やプラのゴミ類。
何故か玉ねぎ、グレープフルーツ、夏みかん。
海鳥、魚、蟹、イカの屍骸。
サメ、エイ、クラゲ。
綺麗な桜貝や巻貝。
今日のような海亀は、可哀相と思うけれど、同じ海の生物でもエボシくらげは嫌ってごめんね。エコヒイキだし。
可愛いものも恐いものも、みんな住んでる海なンだね〜。
そして、もうすぐ海開きだ。
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