とかくシェパードっちゅう犬種は、お腹が弱いコが多い。
ネットのシェパ仲間さんでも、その話になると大いに盛り上がるのだ。
室内飼いも増えてきた今日、その悲劇は語るにゃあまりに辛い事件となる。

ナッシュはご多分に漏れず、しっかとそのシェパゲリＰ〜の特性を備えてた。
＜その思い出深い過去の事件は、かじやらのＶｏｌ．２９「犬トイレ」を参照。＞

ところが、アレックスはホントに純粋のシェパードなのか、なにか別の犬種が混じってるのか、とにかくお腹が丈夫なのだ。
そんなアレックスも、我が家に来た頃は、とにかく酷いゲリラ〜だった。
一ヶ月も続いたそのゲリＰ〜が治ったら、すっかり丈夫な胃腸になり、お手本にしたいような立派なブツを、一日４回は生産するようになった。

ナッシュは、オイッチニ、オイッチニと歩きながら修行したが、アレックスは、揺るがぬ安定した力強い姿勢のまま、フィニッシュを決められる。
匂いを嗅いでクルクル回るコトもせず、ジツに見事に潔く、一瞬でその立ち位置を見つけて集中できる天性の素質を備えておるのだ。

飼い主にとって、こんなに有難い片付けはない。
アレちゃん、良いコねえ〜〜ヾ(＠^▽^＠)ノ
ネットのシェパ仲間にそんな自慢をしたあくる日のコトだった。

「アレックスが吐いたみたいだぞ〜？」

その日、新しいブラシを買ったので、その効果に夢中になって抜け毛の山を作ってた。
どーも自分の抜け毛の一部を食べたみたいだけど、だいじょぶ、特に変なモンは食べて無いからぁ。

その日の晩御飯は、なんとなく元気がなく、食欲もイマイチな感じ。
ま、そんな日もあるさっ。
ところがそれが事件の始まりだとは、まだ知るヨシもなかったのであった。。。。。

〜つづく〜

※次回の更新は3月16日（木）です。お楽しみに。