Vol.51

ラグビー

サッカーに、あったように、ラグビーにもありました、ラグビー・ワールドカップ!
今、オーストラリアで熱戦の真っ最中!
4年に一度しかないなんて、オリンピックみたいなお祭りなのね〜。
オープニング・セレモニーも、まるでオリンピックの盛り上がり。

地上波のテレビでは、日本戦だけしか放送しないけれど、これが見たくて奮発したCSテレビのスカパー2、スポーツチャンネルパック。
いつもは映画チャンネルか、アニマルプラネットが定番だけど、今のこの時期はラグビー!

サッカーはあれだけ盛り上がっていたけど、世界と比べて日本にはラグビー人口が少ないのか、あんまり人気がないみたい。とっても残念だなァ〜。

高校での部活動では、部員数が足りないのが毎年の悩み。
3Kと言われるスポーツだからなんだろ〜ね。
キツイ、汚い、キビシイ、クサイ、苦しい、怪我する、カッコいい・・・?

親御さんも怪我が心配で反対されるンだろうけど、これぞ男のスポーツ、グランドでの格闘技!と、やんちゃそうなコを見つけては、オバサンは勧誘し、なんとか部の存続を図ったりしてた。

だいたい15人もいなくちゃならないってぇ〜のが、人数集めを厳しくしてる。
でも、フォワードは体が大きくて力のある人、バックスは軽くて身のこなしがいい人とかって、大雑把に分ければ、そういういろんな体格の人達が一つのチームで活躍できるスポーツでもある。

ウチの猫で例えれば、重量級のディプシーとタックンはフォワードでスクラム組んでて、ティンキーウィンキーは変わり者だからどっちにパス出すか味方にも分からないハーフ、ポーはウィングで何も考えず軽快に走ってるって感じ?
ナッシュはコワモテの監督で、ハーフタイムにゃギャンギャン文句言っちゃうンだろ〜な。
女子マネのマリンとラーラは、私と一緒にあったかくしてスタンド席で猫パンチ振り回し「ッシャーッフーッ」って応援だあ。

そして何よりラグビー精神のコレ、

「One for all, All for one.」
「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に。」

多感な高校時代に、この精神を持って一緒にプレーした仲間は、きっと一生の友達・宝だろう。
こんな経験って、なかなかできるモンじゃあない。
経験者ならともかく、大人になってから、あんな痛そうなスポーツをしてみようなんて無茶な人、15人も集まりっこないンだから。

あっ、勿論7人制ってぇ〜のもある。
これがまた楽しい!大好き!観てるのはね。
でも出場してる選手は、広いグランドを駆け回って、そりゃあ大変なんだって!

ウチの人間の家族の中で、ラグビーしたことないのが私だけ。
長い年月、試合を観てる回数だけは数え切れないから、門前の小僧さんのように教わったワケじゃあないけれど、なんとなく理解して観ている。
でもラグビーのルールは、毎年のようにどんどん変わるので、詳しいこたァ分かっちゃいない。

現役ラガーは長男一人。
今、大学で体育会に入っちゃって、日々ラグビー漬けだ。

そんな我が家は、CSテレビのライブ放送に合わせて、鳥肌立てながら万全の体制で臨んじゃう。
勿論、ナッシュもおもちゃのラグビーボールを銜えて待機する。
一日3試合も観たひにゃァ、頭の中は、楕円のボールが転がりまくり。
きっとテレビで観てるだけでも、かなりのエネルギー消費があると思われる。

また今は、高校生が花園を目指して闘う大会の真っ最中。
負ければそこで引退という高3生は、一試合一試合それこそ真剣勝負・完全燃焼。
応援している親御さんたちで、感動しない人はいないハズ。
救急車も来るけれど、一生忘れられないラグビーの甲子園大会だ。

カラオケでは、必ず、ユーミンの「ノーサイド」を唄っちゃう私。
プロジェクトXの泣き虫先生を何度も見て、そのたんびに涙しちゃった。
こういうの好きなんだよねぇ〜。

今度、ラグビーもプロ化するンだとか。
プロがないから、ラグビーはいいのだ!なあんて昔は言ってたけど、やっぱしプロ化しないと、世界に通用しないンだろ〜ね。

ラグビーワールドカップ出場か、はたまたラグビーのプロ選手か!?
息子の夢がまた増えちゃいそう。
信ずる方へ楕円は転がる・・・って言うからね〜♪
ガンバッテ、ガンバッテ、イコ〜!