Vol.2

まりりん果敢に挑戦中

去年の夏から、始めた事がある。
なんと、それはウィンドサーフィン。
ついでに、サーフィン、ボディボード、シュノーケル、体験ダイビング。
とにかく、海系の遊びを始めた。

子供が勝手に生きていくようになったので、これからは自分の人生、楽しんじゃえと言うわけだ。
カローラのCMで、娘の彼氏にサーフィンを習ってるおじさんがいるが、私も同じく、
「今までやった事の無い事に挑戦」という心境。

本命はウィンドだけれど、これはゲレンデ・コンディションが良くないと遊べない。
私のような初心者は、風と波を選ぶので、いつでもというワケにゃいかない。
おまけに冷え性だから、あったかくないと海には入れない。

冬の楽しみにはスキーがあるが、去年、遅ればせながらスノウボードもデビューした。
持ち運びが簡単。カッコいい。歩きやすい。
スノボー初心者中年のおじさま達の中に骨折者が続いた為、ちょっと怖かったけど、
肝っ玉の小さい私は安全第一で生きてるから、大丈夫。

息子のアドバイスを受けながら用具を厳選し、デビューは北海道・富良野まで行きながらリフト一本しか乗らずに終わった。
でも先生の言う事を忠実に守り、全身筋肉痛にまみれ、いたたたっ!!!と言わずには動けない状態で奮闘努力。
そのかいあって、シーズン終わり頃には、上級者コース以外なら!何とか!?降りて来られるようになった。

くやしいから、時々はスキーで
「ヘッ、そんなコースの真ん中で転んでちゃ、邪魔、邪魔〜。」とうさばらしもやった。
でもやってみなくちゃ、コースの真ん中で転んで起き上がれないボーダーのキモチはわからなかった。
シリモチで脳天まで響くんだもん。 みんなよけていってェ〜としばらくは、立ち直れない。

さて、今年の夏も休日には風を気にしつつ、湘南・材木座海岸へ通った。
友人が、ウィンドサーフィンの神さまとか言われてる人で、なんでもセイルナンバーイチバンとか。
なんのこっちゃ?
陸に上がればただの酔っ払いだが、海に出るとスゴイらしい。
もっとも、遠〜くの沖で走ってる彼を、波打ち際遊びの私はよく見たことがないのである。

ウィンドサーフィン、これはかなり手ごわい代物である。
一朝一夕には、どうにもならないむずかしい遊びである。
運動神経なんて、関係ないんじゃないだろうか。 誰でも最初は全くどうにもならないモン。
くやし〜、もうちょっとでどうにか乗れるンじゃないか、って思いながらハマッていくようだ。

ひたすらボードとセイルと波にもてあそばれているんだけど、その時間に応じて上達していくらしい。
その上達は薄皮を剥ぐようにっていうか、ホントにゆっくり。
でも、海のマイナスイオンが良いのか、翌日、翌々日くらいまで
実にさわやかに過ごせる。
ご褒美の筋肉痛をありがたく感謝しながら・・・。