毎月第2・第4木曜日更新 (連載の場合は続けて次週更新します)

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Vol.17 尻尾は白いが、オモシロクないタイラー 後編
 

家からはちょっと離れた、角を曲がった所のゴミステーション。
そこまでゴミを運んで行って、すでに片付けられたのを知った時のショック。
ボーゼンとゴミ袋を持って立ち尽くす。\(◎o◎)/!
帰り道のゴミ袋は、さっきよりも重くなり、恥ずかしいから近所の人に見つかりたくなくて、ゴミ持って朝から小走りする。

これからの暑くなる季節は、次の収集まで保管していたら匂いが大変だ。ハエも出る。汁も出る。
夏には、絶対に負けられない!<(`^´)>
そんな主婦が、ずっと欲しくて考えていた、生ゴミ処理機なる憧れの神器がある。
タイラーが居る我が家にゃ、イラナイじゃんという意見もあったのだが……。

コレは、大きく分けると、非電動型と電動型の二種類に分かれる。

非電動型は、微生物や発酵で堆肥にするタイプ。
値段が安く、電気を使わない反面、時間がかかるので匂いや小バエが出たりする。
時々発酵促進剤などを入れて、かき混ぜたりする手間が必要。

電動型は、バイオで微生物がゴミを分解したり、熱風でゴミを乾燥させたりする。
値段が高く、電気を使うので電気代が掛かるが、ゴミを入れるだけで手間が要らない。
乾燥させたゴミは、元の7分の1の量に減り、肥料として使える。( ..)φ

手間隙かかるのが苦手な私には、電動型しか考えられず、悩みはその高いお値段。
パンフレットにはオープン価格となっていて、電気屋さんを覗いて見ると、ゴミ箱としてはとても手が出せない高価格。(´ヘ`;)

そーだ!インターネットがあるじゃないか!!(^_-)-☆
ネットで安いお店を探し出し、二ヶ月間、悩み続けて、とうとう買ってしまった生ゴミ処理機電動型。

なんと鎌倉市では、非電動型のコンポスト型とバケツ型には90%、電動型のバイオ・堆肥型と乾燥型には75%もの、太っ腹な助成をしてくれるのですー!
素晴らしいお考え〜♪有難いィ〜〜♪♪d(≧∇≦)bイエェェェイ!!

こうしてついに、我が家にも憧れの生ゴミ処理機が届いた。(゚▽゚*)ニパッ♪
設置しようとダンボールから出したまさにその瞬間、ハシャイで暴れたアレックスのお尻アターック一撃で、そのピカピカのボディはボッコシ凹み、速攻で我が家の物らしくなったのであった。(x_x;)

その日から、乾燥肥料を作ることが楽しくて、我が家の食卓には野菜が豊富に使われ、その堆肥を使ってハーブでも作ってみようかとプランターも買い込み…。

面白くないのは、餌のトッピングの野菜クズが減らされた気がする、タイラーなのであった。

 

※次回の更新は6月8日(木)です。お楽しみに。