毎月第2・第4木曜日更新 (連載の場合は続けて次週更新します)

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Vol.12 ププとプッププ〜 後編
 

アレックスの弟犬アル君んトコのお嬢さんが、中学校で吹奏楽部に入り、トランペットを習い始めてた。
私の亡兄の古いトランペットをお貸ししたら喜んでくれて、とても熱心に練習に励んだらしく、ソロのパートもあるという定期演奏会に招いてくれたのだ。

ハワイの浜辺から駆けつけたオバちゃんは、中学生たちの真っ直ぐな演奏に目頭が熱くなった。
お嬢さんのソロが耳に聞こえた瞬間、大学生だった兄が、どこかのホールで吹いたトランペットの音色と同じ音として脳裏で重なった。

中学は3年間という短い時間だけど、熱心に取り組めばこんなに充実した結果が出せるンだ〜。
3部に分かれた熱演を、他人の子ながら感動し聴き入った。
最後の曲では、三年生が一人ずつ舞台を去っていく演出に、オバちゃんはすっかり涙ぐんで拍手し続けた。

昨日からの音楽漬けで、かなり幸せ〜♪になった私。
来た時は時間が迫っていたので、会場近くのスーパーの駐車場に慌てて車を止めて会場に駆け込んで行った。

演奏会の帰り道、その広〜いお店で夕飯の買い物をして両手に袋をぶら下げ、屋上へ上がって車を捜すが見つからない。(°°;))。。オロオロッ。。・・((; °°)
ぐるぐる歩き回り、確かにこの屋上に止めたはずなのに無いっ!?と、蒼ざめてくる。

私のアタマのネジも、とうとうここまで緩んでしまったのか。
歩いているお客さんに尋ねてみる。
(((゜◇゜; )(;゜◇゜)))「ここのお店、他に屋上の駐車場がありますか?」
(○゜ε^○)「ここだけですよ。(ハハ〜ン、この人、車止めた場所忘れちゃったンだ〜)」

屋上と思ったけど、一つ下の屋内だったか!?そこでも捜しまわってみるが見つからない。
屋上と屋内じゃ全然違うし、そこまで記憶力が弱ったかあ〜?(><。)。。

もう一度下のお店に戻り、案内の人にも聞いてみる。
「もしかして、隣のお店の屋上にも似たような駐車場がありますか?」

まさかまさか、くっついて建ってる隣のこれまた広〜いお店と間違えてたりしてぇ〜!
そんなこたぁ〜まずないとは思うけど、これでみつからなけりゃ車の盗難だあ〜!そーだ、盗まれたンだあ〜。
しかも白昼堂々と、こんな人目の多いトコで!プロの仕業だあ〜。マフィアかあ!?
警察に電話じゃあ〜!!FBIの方がいいのか?こらー \(`o'゛;)

大汗かきながら行ってみた隣のお店の屋上には、アッタリマエ〜のように、ウチの車が待っておりました☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ
良かったっン!警察呼ばなくってっ!?

思いがけず大汗かいてダイエットしてしまった〜。
やっぱし音楽のあとの運動って、気持ちが良いわ〜。ね!?ねっ?ね〜っっ??(*⌒∇⌒*)♪

※次回の更新は4月27日(木)です。お楽しみに。