Vol.83

にゃんこの日

2月22日は、にゃんにゃんにゃんで、にゃんこの日♪
にゃんこ好きのそこのアナタッ、お待たせしました!
今回は、にゃんこの日・スペシャルですぅ〜。

デカけりゃいいってモンじゃない。
一番ちっちゃくたって、知恵があるのか?食い意地は生命力の証しなのか?
マリン母さんは、他の動物たちにはできない芸があります。

24時間営業・フード自動販売機。しかも無料¥0〜。
出てくるのはドッグフードだけど、おやつにはコレもオイシイのよ♪って息子に教えるお母さん。
ホラね、こうやってココを押せば、食べたいだけカラカラッて出てくるのよぉ〜。

寒かった野良暮らしとオサラバできたのが嬉しかったのか、出入り自由の横浜市みゃん生活時代から冬は外へ行きたがらなかった。

性格が良いから、他の動物たちとの相性は、バツグン。
先住猫タックンとも、夫婦のように寄り添う仲良し。
空気のように、誰とでも一緒に仲良く暮せるシアワセな性格のマリンちゃんなのだ。
 

そんなマリンちゃんにも例外なのはアレックス。
今のアレックスは、無法者、兼、懲りないお調子者。
シャ〜ッ!って叱っても、ネコパ〜ンチ☆しても、ま〜〜ったくメゲないで「遊ぼっ♪」てシツコイ。

猫は犬とは遊びが違うのっ!
っていくら言ったって言葉が通じてないのか・・・。

猫たちは、この元気者のアレックスが来てから、すっかり猫部屋待機専門になってしまった。
ネコ部屋にはネコ以外は入っちゃいけないの!
なのに、ネコドアから入って来ようとする、ブラックデビルの黒いアタマ。
 

いつもパンチで撃退するンだけど、分かっちゃいないのか、どうしてもネコになりたいのか、毎日ここから顔出してるのだ
‖_・;U ソォーッ。

ティンキーウィンキーは、そんなアレックスにパンチをしても、まったく効果がないネコの一匹。
タイラーにもよくパンチをしていたが、すればするほど何故かウケて、犬がはしゃぎだすというスペシャルなパンチの持ち主だ。
 

スゴミが無いのか、パンチが遊びっぽくユルイのか?
叱られたはずの犬にガソリンを満タンに注いで、バカっぱしゃぎエンジンを掛けてしまうらしく、叩かれた犬がウヒャウヒャ駆けずり回りだす。
「なんで??」って私に振り返って聞くその顔が、実にオカシイ。

ディプシーは、最強の戦士の自信と誇りを持って、ネコ部屋に乱入しようとするアレックスに、果敢に立ち向かってはいるのだが、得意のハードパンチもどこへやら、ちっとも撃退できやしない。
 

今までの犬達と違って、アレックスは身軽にひらりひらりとパンチをよけるのだ。
それで何度でも匂いを嗅ぎに傍まで寄ってくるしで、猫たちにとっちゃ〜始末が悪い。

虚しく宙を切る本気のパンチ。
遊びたくてヒンヒン言いながら、寄ってくるアレックス。
さすがのディプシーも、最近は、なんだか自信を無くしかけている。
こんなハズじゃあなかった・・・って。

ラーラは、そんな危険な遊びはしたくない。
アタチはネコ部屋に居ればそれで満足なの。

でもストレスが溜まってる兄弟が、アタチにちょっかい出してくるのがとってもイヤ!
ほっといてよぉ〜!追いかけっこなんてしたくないンだから・・・。
ったく男のコってコレだからヤんなっちゃうのよね。
 

タックンもラーラと同じ意見。
ネコ部屋で安心できるなら、ココでず〜っと暮しますって言ってる。
お腹が空いたら、ご飯も傍にあるしィ。
<喰う寝る喰う、ちょっと遊んで喰う>の生活が好きだから。

ポーは、何度も繰り返した膀胱炎から、最近やっと解放されてホッとしてるトコ。
だから、時々犬たちの気配を感じながらもネコ部屋から出て、冒険の散歩に出かけてみる。
廊下や階段で犬達に囲まれることもシバシバだけど、目一杯、睨みを利かせて唸り、上下関係を主張しておくのだ。
どこからその自信が生まれるのか分からないけど、犬に対しては、とにかく偉そうだ。
 

ポーに怒られているタイラー

タイラーは、ポーを親分と崇めて、なんでも言う事聞いてたのに、アレックスが来てからというもの、強気になってポーに楯突くようになってきた。
他の犬と一緒にいる時だけは、ワンッ!って言っちゃうのだ。
言っちゃったァ〜!と油断すると、その直後に、パンチが飛んでくるンだけどね〜。

ナッシュだけは、猫たちと以前どおりの動物関係で付き合ってる。
猫たちもナッシュだけは別格らしく、ネコ部屋に乱入しても文句は言わない。

動物一家のボスを自認するナッシュ、散歩中もアレックスに手出しするヤツには、オレ様が相手になってやるゥ〜とばかりに吠えて文句を言っている。
そんな3匹の犬は、群れ意識が出てきて、ハタメにゃ愚連隊か暴走族?
みんなでいればコワクない!と、強気で、かなりガラが悪い。

いつになったら、まったりと犬とネコが寝そべり、寛げる、平和な日が来るのだろう〜?
まだまだアレックスの必殺悪戯は続くのであった。