歌声♪

眠りの世界に響いて聞こえきた歌声♪
「たぁ〜こぅ〜〜ぅ…なぁ〜かぁ♪」
「うゎ〜〜んん〜〜ん〜?」
次第に意識がはっきりしてきて、アタマの中で繰り返しその歌声を反芻してみると、それはポーちゃんの歌だった。
明け方のまだ薄暗い時間、響きの良い階段で、茶トラ族のポーちゃんは声高らかに歌っていた♪
近頃のポーちゃんは、ちょっとヒステリー気味になっている。
それというのも、ポーちゃんの後ろ盾である息子B職業・旅人が、また山に行ってしまったから。
今度は長くなりそうで、夏山登山のグリーンパトロールっていう仕事をして来るンだと。
ホントに電波の届かない、お山の頂上の山小屋に住みながらこの夏を過ごすそうで、連絡手段はテレパシー。
気が向いたら山を降りることもあるらしいけど、公衆電話と十円玉とその気があったら声を聞けるだろうと言うくらいの、仙人になる夏らしい。
そんな事情なんて知らないポーちゃんは、
「なんでお兄ちゃんがいないンだあ〜!」
と、おヒスを起こしてる。
床のコルクマットを齧ってボロボロにしてみたり、アレぴょを相手にスパーリングに誘ってみたり。
とにかく目つきはワル猫で、面白くないらしい。
そんな淋しい想いを歌にして、明け方歌っていたのでした。
意味は解んないけど、息子Bに届け〜ポーちゃんの願い〜♪
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