ツンツルカーテンとオテントさま

窓の側にくっつけてベッドを置いて寝ている私。
腰上の高さの窓につけたカーテン、洗濯するたびに縮んでしまったのか、はたまた窓がだんだん伸びてきたのか!?ツンツルテンなカーテンになってきていた。
夜中にふと視線を感じて目覚めれば、ツンツルカーテンの下から満月がにっこり微笑んでいる。こんな隙間から、お月様と夜中に目が遭うなんて。月明かりが眩しいなンて、知らなかった。なンてロマンティック♪?
朝は5時前に目が覚める。
ツンツルカーテンの下から、オテントさまがオハヨ〜を言ってくれるのだ。
働き者にもホドがある。
こんな早朝から犬達と動き出したら、隣近所の迷惑だし。
それに、その犬達でさえ、まだ高いびきで爆睡中だモンね。
お日様と一緒に暮らす…。
とっても健康的なンだけど、お願い、もうちょっと寝かせてください〜。
ベッドを窓から離してみたり、間にテレビを置いてみたり。
あれこれやってはみたけれど、所詮オテントさまの輝きには敵わない。
翌朝も、「オハヨ〜♪」の朝日に起こされる。
よ〜っし!こうなりゃ手はタダ一つ。
ツンツルカーテンの縫い直ししかないっっ。
土曜日、奥深くに仕舞いこんだミシンを引っ張り出し、説明書を読みながら頑張ってみる。
カーテンの裾をほどく。
今後、どンだけカーテンを洗って縮むコトがあろうとも!
どンだけ窓の背が伸びてしまおうとも!
もう夜中に満月と目が遭うことなく、
朝日のオハヨ〜にも邪魔されず、
ゆっくり寝たいだけ寝られるように、
カーテン生地を精一杯長く、出来るだけ伸ばしたトコで縫い直してみた。
出来上がったカーテンには、ほどいた糸の穴が模様のように一直線についている。
折り皺は洗いなおしてもそれはハッキリと主張している。
それでも、見た目の美よりも機能の美!サンゲツさんごめんなさい。
…ってワケでその夜は勝者のワクワク気分でベッドに潜り込む。
自然と笑みがこぼれる。
(ムフフ、明日は何時まで目が覚めないかな…♪)
夜中にお月さまの来訪もなく、ぐっすり寝られた…ハズの朝。
妙な寝苦しさと疲れで目が覚める。
枕の上には大きなタックン・7.2キロがドッデ〜ン!のさばって眠っている。
私の頭の置き場は、ほとんど無いじゃないか。
首を縮めて変な体制で寝かせて貰っていた私。
null文句あっか?ドスコイ!
端へ押しやろうと手を伸ばせば、その手を抱え込んで、ザラザラベロの舐め舐め攻撃で撃退される。ちっ!
寝返り打てば、体の動きを阻害するティンキーウィンキー・7.1キロがピッタリと寄り添う。暑い、重い攻撃だ。重量級な両横綱が私の守り?
足元では、タイラーが夢見てピクピク走ってる。
nullまだ化けモンじゃございません
電動猫トイレが大きな唸り声をあげて、掃除をしている。
こうして、平和な日曜日の朝がやってきた。
やれやれ……。
ま、コレはコレで幸せな朝だよねっ?
null
null横綱でもタックンはアレぴょの四分の一以下

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