遠足♪アレぴょ

この時期、もうすでにちょっと暑すぎな日もあるけど、それもそれなり。
夏に鍛えれば…(どうにかなるのか?)と、休みの日にはアレぴょと遠足〜♪
なんのことはない、時間を気にせず・公共交通機関には乗れず・自転車にも乗れず・渋滞にも嵌りたくない、ただ遠くまで歩いてみよう!と思うダケ。
今日は遠足行ってみようか!と思う日は、家で朝ごはんを食べながら地図とガイドブックを熟読する。
こないだ駅前の書店で新しいの買ったンだぁ〜♪
鎌倉に引っ越してきたばっかりの頃に買った地図はもうボロボロ、ガイドブックもページの付け根が外れて、書かれている情報もかなり古くなっちゃった。
やっぱ新しい本は、良いな♪
さて、今日の行く先も決まったし、お水と気合をしょって、よし、出掛けよう!
タイラーは今日もスヤスヤ熟睡中。あンなに山歩きが好きだったのにね。
アレぴょと二人で行ってきま〜す・ぴょ。
出発した時には嬉しくて、ぴょんぴょん跳ねながら歩くから、「アレぴょ」と言うンです。
ご近所のお子さんには、カンガルーだと思われました。
今日の目的地は、「名越の切り通し」。すでに切り通しマニアです。
そしてついでに歩いてみたいのが、衣張山ハイキングコース。
まずはテレビなどで夏には必ず話題に出てくる、あの有名な小坪トンネルに向かう。
よく通るけど、別に普通のトンネルだし。
もっと雰囲気あるそんなトンネルは、他にもいっぱいあると思うよ?
トンネル内はひんやりした風が吹き抜け、とっても涼しい。
横を走り抜ける車の音が反響して、アレぴょはおっかなびっくりキョドッてる。
でももしかして、犬には解る何かを感じていたのかっ!?
トンネルを出て左手に踏み切りを渡ると、お寺がある。
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二匹のお猿さんに親近感を覚える、ココから山に入ってみようと思うワケ。
さすが切り通しの入り口だけあって、登りがとても厳しい。
張り切るアレぴょが引っ張ってくれるから少しはラクだけど、ここにお墓があったら年取ったらお参りは大変そう。リフト作ればいいね?
で、雪が積もったら、スノボーで滑れるね!?
墓地の奥から切り通しに入る道があるってぇ地図に書いてあるンだけど、あっちかな?こっちかな?と獣道を覗いて数歩入ってみるけど、突き進む勇気が沸いて来ない。
昨日まで雨が降り続いていたから、今日は山歩きには適してない。
地面はぐちゃぐちゃ、水は沸いてる、草木は濡れてる、湿気は多い。
半そで、ハーパンでは、毛虫やその他の気持ち悪い系の虫たちの歓迎は受けたくない。
アレぴょも、ノミ・ダニーの思うツボ。
や〜めた!
他のルートで行きましょう〜。
お寺を出てハイランドを歩く。
どこ、行こっかな〜♪
ハイランド内の案内地図を眺めながら、アレぴょと水分補給。
公園があるね。池もあるよ?行ってみよう。
この道かな?こっちかな??方向音痴が適当に歩くけど、不思議と発見出来たその道は、横に小川が流れてる道。
迷わず笑顔で飛び込むアレぴょ。ブルドーザー水遊びで水分補給。
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綺麗な小川で癒されて、更に進むと、あっらぁ〜!
大きな池があったのでした。釣り人がちらりとこっちを見る。あ、静かにしなくちゃね。
静かにそ〜っと釣り人の後ろを通り抜けると東屋が。
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そこには、釣りは禁止、罰金だよって書いてある。これ見よがしに大きな鯉が悠々と泳いでる。
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親亀小亀孫亀のみごとな三段重ね(遠くて見えないか)
大きな池をぐるりと回れる散歩道。
ぬかるみをぐっちゃぐっちゃしながらも、ひと回り。
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こりゃいい公園見っけた♪また来よう〜っと。
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さて、かなり歩いたし、そろそろ帰り道に向かおうか。
こっから帰るのには、やっぱ大町方面に下りたいし、ハイランドを突っ切って…。
っと、考えながら歩き出すと、ウワンワンワンッ!
その吠え声は!?振り向くとシェパード!
「お前はシェパードか!」「そういうアンタもシェパードね?」
同じ犬種同士、解るンだね〜。
道が突き当たると、そこは何度も来たお気に入りの富士見のパノラマ〜。
今日は曇ってて景色は見えない、残念〜。
あれ!もしかして、この道が、歩いてみたかった衣張山のハイキングコースじゃない?
…とすると、まだ行ってないあの道が切り通しに通じる未知なる道だ!?
二才くらいの子と数人の子供たちを連れたおじいちゃま。
犬好きな方で、声を掛けられる。
二才のお嬢ちゃんにリードを持たせ、アレぴょはお座りしてツーショットの記念写真に納まる。
お嬢ちゃんは、ハアハア言ってるアレぴょのベロを摘んで、自分もベロを出して遊ぶ。
ヘトヘトのアレぴょは何されても動じず、素晴らしく訓練された名犬と誤解、賞賛される。
ここはいつも上がる展望台がある、でも今日はいいや。天気悪いし。
切り通しに向かって歩いてみる。
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景色良いよ〜見てご覧アレちゃ〜ん。海が見えるよ?
「そんなコトより先に進みましょう、お母さん。」
道は狭かったり崖だったり暗かったり、足元に気を取られて辺りを眺める余裕もなく進む。
たまに人に会っちゃうと気味が悪いので、出来るだけ明るく「こんにちは〜♪」する。
サングラス掛けてたっけ?と思わず手で顔を触ってみたくらい薄暗く、ちょっと早足になってしまうそこには、慰霊碑が二つ建っていた。
きゃあ〜〜〜!
碑の前では、猫さん達が集会を開いていて、アレぴょがぴよよよ〜ん!激しくご挨拶。
工場なのか?大きな音がしている。
とにかく早めに切り上げた方がいい場所を、さっさと通り抜ける。
その先には、分かれ道。
あっちは亀ヶ岡、こっちは小坪。
亀ヶ岡って地名にはあまりなじみが無いので、小坪階段口を選択。
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山道がうす暗いので、名犬アレぴょが目から特殊ビームを出して照らしてくれました。
下る山道もぬかるんでいて、引っ張りがちなアレぴょを制しながらゆっくり降りる。
ここで転んでアタマでも打って倒れてても、誰か通るとは思えない。
まして迷犬アレぴょが助けを呼びに行ってくれるハズも無い。ゆえに自分の身は自分で守らにゃ〜。
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階段を下りるとそこはあの小坪トンネルだった。
あ〜戻ってきた。
トンネルより山道の方がよっぽど雰囲気あるトコだったね。
地上の道路を歩いていくと、おばさま三人が立ち話中。
泥だらけのシェパはどう見てもナンなので大きく膨らんで横を通ると、三人の視線は「はあと」!
呼び戻されて見知らぬおばさまたちの立ち話に参加。
知らないシェパのてっちゃんの話や、おばさまの一人もシェパ飼ってる話、いつでもウチの庭の水道で水飲んで休んで行っていいわよ!との強引なご勧誘に感謝。
今日も楽しい遠足でした。
夕食済ませたら、地図見て今日のコースの反芻。
フムフム…ここまで歩いて三時間か。
だったらここも行けちゃうかもよ?
次なる計画もあるンだね〜♪
あっっ、万歩計着けるの忘れたじゃん!

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