あいちてる?

息子Bが担当の猫・ポーちゃん。
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「自分に子供が生まれたら、ポーちゃんのように育てたい」とまで言うお兄ちゃんが、山へ移住してしまった寂しさからか、今年の冬は膀胱炎を繰り返した。
猫の膀胱炎には毎年悩まされてきたので、今年の冬の暖房対策はバッチリした。
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コタツ、アンカ、ヒーター、ホットカーペットを、あちこちに設置して、6匹の猫達が、他の猫と取り合いにならないよう、居場所ごとに毛布を敷いたダンボール箱を用意した。
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水分補給も大切だから、水飲み場もあちこちに。
水をよく飲むようになると聞いて、噴水形式の水飲み器まで奮発した。
ディプシーとラーラはお気に入りの場所をそれぞれ決め、いつも自分の箱に収まっていた。
ときおり、お気楽マリン母さんがディプシーの箱にもぐりこみ、迷惑そうなディプシーとギュウギュウに抱き合って丸くなっていた。
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ところがポーちゃんは、居場所を定めない。
気の向くまま、タックンの側で寝てみたり、日の当たる窓辺で暖まったり。
他の猫に苛められたりもして、目つき、顔つきも険しくなっていた。
そして何故かアレぴょのことを好きになったらしく、側でゴロゴロしていることが多くなった。
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種族を超えたポーちゃんの恋心を、アレぴょが理解するはずもなく、単なる遊び相手としてパクパク咬まれてちょっかい出されるだけのポーちゃん。
そして、この冬、他の猫は健康なのに、ポーちゃんだけが膀胱炎を繰り返した。
獣医さんにお薬を貰いに行った時、先生が話してくれた。
飼い主さんの気持ち次第で、動物は病気にもなるし治りもすると。
ずっと病気を繰り返して、いつまで経っても良くならないから、とうとう大学病院での受診予約をして、安心したその日から、不思議な事に病気がケロッと治ったりした子もいたンだそうだ。
息子Bがいないこの冬、ポーちゃんは寂しくて愛情不足から病気になっていた。
それならば…と、「ポーちゃんは特別なンだょ作戦」に出た。
ご飯の時、ポーちゃんだけは、一緒に食卓につき、人間から美味しいおかずを分けて貰えるのだ。
がっついてないポーちゃんは、食べたいワケじゃない。
ほんの数口、お魚の味見、お肉の味見をしたら、それで満足。すぐに立ち去るのだ。
他の猫たちは、ほとんど人間の食事に興味がない。
犬たちも、テーブルの下で寝てるだけ。
普段から人間の食事時に食べながら与えることをしないので、欲しがらない習慣になってるのだ。
だから、「ポーちゃんは特別作戦」は見事に成功した。
毎晩、食事が始まると一緒に食卓につき、味見をして愛情を確かめたポーちゃんは、簡単に膀胱炎を克服できてしまった。
そして他の猫達に苛められることもなくなった。
短い尻尾をピンと立て、元気に走り回って遊ぶポーちゃん。
健康にも愛されてるコトにも、自信を取り戻したようだ。
そしたら、何故か、この春ポーちゃんは、ウチの苗字と「ナカガワ〜」と言うようになった。
う〜ん、迷子になった時、ポーちゃんは、どっちの名前を名乗るンだろう!?
中川〜と鳴く猫が居たら、それはウチのポーちゃんです。
偽名ですので、悪しからず。
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ポーちゃんの後姿

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